シドニー外為・債券市場=豪ドル上昇、債券先物は下落
[シドニー 3日 ロイター] 3日のシドニー外国為替市場の豪ドルの対米ドル相場
は上昇した。株価上昇で豪ドル需要が改善。3日発表されたオーストラリアの第3・四半
期国内総生産(GDP)伸び率は前期比0.1%と、8年ぶりの低さとなり、予想
(0.2%増)を下回ったが、相場には一時的な影響しかなかった。
ニュージーランド(NZ)中央銀行が4日に過去最大となる1.5%ポイントの利下げ
を行うとの観測から豪ドルは対NZドルで1豪ドル=1.2196NZドルと、約2カ月
ぶりの高値水準に上昇した。
RBCキャピタル・マーケッツのシニア通貨ストラテジストは「豪ドルは、豪ドル/N
Zドル取引への需要のため上昇している」と指摘。「ただ豪ドルの今後の見通しは株式市
場次第だ」と述べた。
シドニー市場終盤の段階で、豪ドルの対米ドル相場は1豪ドル=0.6434米ドルと、
2日の取引終盤の0.6388米ドルから上昇している。
豪準備銀行(RBA、中央銀行)は2日に政策金利の1%ポイント引き下げを発表した
が、NZ中銀はさらに大幅な利下げを行うとみられ、NZドルの豪ドルに対する金利面で
の優位性が後退する見通し。
豪ドルの対円相場は1豪ドル=60円59銭と、2日の59円65銭から上昇している。
キャリー取引の解消の動きが一服した。
ただアナリストらによると、イングランド銀行(英中央銀行)と欧州中央銀行(ECB)
が4日にそれぞれ利下げするとの観測が豪ドルの上値を抑える見通しという。またRBA
の追加利下げ観測も豪ドルの上値を重くするとみられている。
豪債券先物相場は下落。安全への逃避の買いが減少した。10年債12月限は0.06
ポイント安の95.595。ただ豪10年債の利回りは4.34%と、1951年以来の
低水準。
〔豪ドル/米ドル〕
0530GMT 0.6434
0100GMT 0.6419―0.6423
前営業日終値 0.6388―0.6393
〔10年債先物12月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)
0530GMT 95.595(―0.060)
0100GMT 95.595(―0.060)
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