シドニー外為・債券市場=豪ドル下落、債券先物は上昇

2009年 01月 8日 16:59 JST
 
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 [シドニー 8日 ロイター] 8日のシドニー外国為替市場の豪ドルの対米ドル相場

は、前日の3カ月ぶりの高値水準から下落した。オーストラリアの経済指標が悪い内容だ

ったことを受けてリセッション(景気後退)への懸念が高まった。このためリスク回避傾

向が強まり、高利回り通貨が売られる結果となった。

 この日発表された2008年11月の新規住宅建築許可件数(季節調整済み)は前月比

12.8%減となり、ここ6年間で最大の落ち込みを記録。予想(1.0%減)をはるか

に下回った。また11月の豪貿易収支は、輸出の減少を受けて貿易黒字が14億5000

万豪ドルに減少。アナリストらは20億豪ドル前後を予想していた。

 ICAPのシニアエコノミスト、アダム・カー氏は「豪準備銀行(RBA、中央銀行)

はこの結果を懸念していると思われる。この統計を受け、2月3日に再び積極的な利下げ

が行われる可能性が高まった」と述べた。

 現地時間午後4時20分(0520GMT)時点で豪ドル相場は1豪ドル=

0.7072米ドルと、7日のシドニー市場終盤の0.7208米ドルから下げている。

7日には3カ月ぶり高値の0.7270米ドルをつけていた。

 リスク投資意欲が後退する中、豪ドルは対円でも2カ月ぶりの高値水準から下落。7日

のシドニー市場終盤の1豪ドル=67円64銭から65円40銭に下げている。株価下落

を受けてキャリー取引需要が後退した。

 豪債券先物は上昇。弱い内容の経済指標が、RBAによる積極的な利下げへの期待をつ

なぎとめた格好。3年債3月限は0.11ポイント高の96.565、10年債3月限は

0.12ポイント高の95.860。

〔豪ドル/米ドル〕

0520GMT 0.7072

0100GMT 0.7076/79

前営業日終値  0.7208/10

〔10年債先物3月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)

0520GMT 95.860(+0.120)

0100GMT 95.765(+0.025)

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