シドニー外為・債券市場=豪ドル底堅い、債先は下落

2009年 05月 21日 18:28 JST
 
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 [シドニー 21日 ロイター] 21日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場AUD=

は、米ドル安を背景に、対米ドルで0.77米ドルを上回る水準で底堅く推移した。

 豪ドルは一時昨年10月3日以来約8カ月ぶり高値となる1豪ドル=0.7808米ド

ルに上昇、その後は0.7773米ドルまで値を消した。ただ、依然として前日終盤につ

けた0.7707米ドルは上回っている。市場関係者は、米ドル安が一段と進めば再び

0.78米ドル余に上昇すると予想している。

 一方、豪ドルは対円で1豪ドル=73円64銭と、前日終盤の73円72銭比ほぼ横ば

い。

 米連邦準備理事会(FRB)が20日公表した4月末の連邦公開市場委員会(FOMC)

議事録要旨で、FRBは債券購入施策の拡大を検討していることが明らかになった。これ

を受け、米ドルは約5カ月ぶり安値の水準まで下落した。

 JPモルガンの通貨ディーラーは「米ドルは売られ続けており、(今後も)一段の米ド

ル売りが予想される」と指摘した。

 市場関係者らは、豪ドル買いの勢いはドル安とは無関係に強く、豪ドルは目先0.80

米ドル水準に向かって上昇する可能性があるとみている。世界経済は持ち直しつつあると

の期待感を背景とした投資信託関連の豪ドル買いが増加しているという。

 ただ、JPモルガンの同ディーラーは、豪ドルが0.7450米ドルを上回る水準を維

持できなければ、下落に転じる可能性もあるとも述べた。

 チャート分析を見ると、豪ドルの次のポイントは昨年7月―10月の下落幅に対する

50%リトレースの0.7930米ドル。

 豪債先物は上昇後に値を消した。3年物は0.01ポイント安の95.97。10年物

も下落した。長期債の下落は国債の増発懸念が背景。

 10年物のイールドはこの日、約6カ月ぶり水準の5.288%に上昇。10年物の米

国債とのイールドスプレッドは約8カ月ぶり水準となる207.5ベーシスポイントに拡

大した。

〔豪ドル/米ドル〕

0615GMT 0.7773

0252GMT 0.7772―0.7775

前営業日終値  0.7707

〔10年債先物6月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)

0615GMT 94.94( 0.025)

0252GMT 94.97(+0.03)

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