シドニー外為・債券市場=豪ドルは米ドル高受け下落、債先は上昇
[シドニー 15日 ロイター] 15日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場は、株安や米ドル高、軟調な商品相場を受けて下落している。
対米ドルでは1豪ドル=0.8026米ドル(0600GMT時点)と、前週末12日終盤の0.8153米ドルから0.01米ドル以上下落している。米ドル急伸を受けて、取引終盤で急落した。米ドル高は商品相場にも打撃を与えており、資源大国のオーストラリアにとってさらなる通貨安要因となった。
豪ドルは対円でも下落。12日終盤の1豪ドル=79円93銭から79円02銭(0600GMT)まで値を下げた。アジア、米国での株安も豪ドルにとっては弱気材料となった。
豪ドルは今月、対米ドルで8カ月ぶり高値をつけた。JPモルガンの通貨ディーラー、フィリップ・バーケ氏は、一部投資家が利益確定の売りを進める一方、安値拾いの買いを狙う動きもあるとしている。
統計上でも、投機筋が豪ドルの上昇を見込んでいることが示唆されている。9日までの豪ドルのロングポジションは2.7%減少。しかしショートポジションも4%減少し、ネットポジションは前週の3万744枚から3万1883枚に増加した。
市場では、16日のBRICS4カ国首脳会議で、首脳陣から準備通貨としての米ドルの地位に関する発言があるかに注目が集まっている。
豪債券先物は、米国債に追随して上昇。利回りは数カ月ぶり高水準に届かない段階に抑制されている。
〔豪ドル/米ドル〕
0600GMT 0.8026
0200GMT 0.8079─8083
前営業日終値 0.8153─8158
〔10年債先物9月限〕(カッコ内は前営業日精算値比)
0600GMT 94.49 (+0.05)
0200GMT 94.475(+0.035)
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