UPDATE1: シドニー外為・債券市場=豪ドルは強い雇用統計で上昇、債先は下落

2010年 09月 9日 18:55 JST
 
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 [シドニー 9日 ロイター] 9日のシドニー外国為替市場で、豪ドルは対ユーロで史上最高値、対米ドルで4カ月ぶり高値に、それぞれ急伸した。8月の豪雇用統計が予想外に強い内容だったことを受け、豪利上げが近いとの観測が再浮上した。

 豪雇用統計は就業者数が3万1000人近い増加、フルタイムが5万3000人以上の増加となり、事前予想を上回った。一方失業率は5.1%と予想よりも低下した。

 同統計が明らかに強い内容だったため、発表後すぐに豪ドルの対米ドル相場は1豪ドル=0.9237米ドルまで急伸。一方、債券先物は急落した。た。投機筋が先を争って、豪政策金利が来月にも引き上げられる可能性を織り込みに動いたため。雇用増加と失業率の低下によって物価上昇圧力が強まり、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が利上げ再開を余儀なくされると考えた向きが多かった。

 豪ドルAUD=D4は取引終盤には0.9217米ドルで取引され、先週の安値0.8910米ドルを大きく上回っている。対ユーロAUDEUR=Rでは1ユーロ=1.3762豪ドルまで上昇。夕方の段階で1.3775豪ドル。

 債券市場では、利上げが近いとの観測が債券先物、インターバンク先物相場に打撃を与え、債券やスワップのイールドカーブ(利回り曲線)はここ2年間で最もフラット化した。一部のアナリストは、イールドカーブのフラット化がさらに進み、いずれ向きが反対になるかもしれないと述べた。

 コモンウェルス銀行の債券調査責任者、アダム・ドナルドソン氏は「四半期インフレ統計が出た後の11月に利上げがある可能性がより高いと考えるが、RBAの10月の月例政策会合でも活発な議論が行われるだろう」と語った。

 

 3年債9月限YTTc1は0.09ポイント安の95.41、10年債9月月限YTCc1は0.035ポイント安の95.09。

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