UPDATE2: NY外為市場=ドルが対ユーロで下落、FRB議長証言や米長期金利低下を受け
ドル/円 終値 82.34/38
始値 82.57/60
前営業日終値 82.33/37
ユーロ/ドル 終値 1.3725/31
始値 1.3648/50
前営業日終値 1.3622/28
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[ニューヨーク 9日 ロイター] 9日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対
ユーロで下落。
好調な米10年債入札を受けて米長期金利が低下したことや、バーナンキ連邦準備理事
会(FRB)議長が現行の量的緩和政策を継続する方針を示唆したことがドル売り材料に
なった。
ドルは対ユーロで3日ぶりの安値に下落。対円では横ばい。
ユーロEUR=EBSは一時EBSで1ユーロ=1.3745ドルまで上昇。上値抵抗線と
なっていた1.3740ドル付近(昨年11月─今年1月の下落局面の61.8%フィボ
ナッチ・リトレースメント)を上抜けた。
ニューヨーク市場終盤のレートは0.7%高の1ユーロ=1.3722ドル。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのグローバル金利・為替リサーチ担当責任者、
デビッド・ウー氏は「バーナンキ議長は、FRBが利上げを急いでいないことを示唆し
た。
これでドルが売られている」と指摘した。
ドル/円JPY=EBSは、米国債入札の直後、EBSで1ドル=82.20円まで下げた
が、その後は安値からやや戻し、0.1%高の82.38円付近で推移している。
ドイツ銀行によると、大半のG10通貨は今年レンジ取引が続いており、短期のインプ
ライド・ボラティリティが急低下している。特にドル/カナダドルの3カ月物ボラティリ
ティは、2008年の金融危機前の水準に低下しているという。
ドイツ銀行は、為替のボラティリティは米失業率との連動性が非常に高く、前週末発表
された米失業率の大幅低下はボラティリティの低下とも一致していると指摘。ただ、長期
的なマクロ経済のリスクは依然数多く、長期のボラティリティは短期のボラティリティに
先行するのではなく、遅行して推移する可能性が高いという。
バーナンキ議長の議会証言は、先週の講演とほぼ同じ内容だった。議長は失業率が依然
高すぎると指摘。今後も6000億ドルの国債買い入れを継続する方針を示唆した。
一部のアナリストの間では、米経済に回復の兆しが強まってきたことを背景に、議長が
国債買い入れの早期終了を示唆するのではないかとの期待が浮上していた。
市場関係者によると、海外市場ではヘッジファンドがドル/円に買いを入れていたもよ
う。82.70円超の水準にストップロス注文があるという。
BNPパリバは、ドル/円について、82.95円を抜ければ強気のサインで、85円
に向けてドル高が進むとの見方を示した。
アナリストの間では、目先ドル/円の一段の上昇を見込む向きが多い。米金利上昇の影
響がまだ相場に反映されておらず、現在の2年物国債利回りの水準では、88─89円が
妥当という。
ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、日本政府の財政改革が成功しなければ格
付けにとってマイナスになるとの認識を示したことも、円の圧迫材料となった。
ドル/スイスフランCHF=は0.6%安の1ドル=0.9570スイスフラン、対ポン
ドでは0.2%安の1ポンド=1.6105ドル。
主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数.DXYは
0.5%安の77.598。
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