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9月の自動車販売、仏・スペインで増 前月の減少分の反動も
2013年10月2日 / 00:55 / 4年前

9月の自動車販売、仏・スペインで増 前月の減少分の反動も

[フランクフルト/パリ 1日 ロイター] - フランスとスペインの9月の自動車販売台数は増加し、欧州自動車市場における20年ぶりの最悪期が終わったのではないかという期待が広がっている。

フランス自動車工業会(CCFA)は1日、通年で8%減少という同国での見通しを据え置いた。1―9月期は8.5%の減少となっており、第4・四半期に若干の回復を見込んでいることを示した。

CCFAは声明で、新車登録台数が9月に14万2000台と3.4%増加したことを発表。仏PSAプジョー・シトロエン は6―7%減少した一方、仏ルノー は19%増加し全体ではプラスとなった。

独ダイムラー の高級車メルセデス・ベンツ部門は40%急増。エアコンに禁止されている冷却材を使用しているとして、仏政府がメルセデスの約半分の自動車を登録禁止としていたが、仏裁判所がこれを後に解除するよう命じたことを受けて、増加した。

スペイン自動車工業会(ANFAC)が発表した9月の販売台数は4万5000台と、29%増加。政府の新車購入補助制度が販売を押し上げた。ANFACのプレジデント、ホアン・アントニオ・サンチェス・トーレス氏は声明で「市場はお祝いをするべき状況にはないが、息を継げる余地が生じ始めた兆しは見て取れるかもしれない」と述べた。

LMCオートモーティブの市場予測担当ジョナソン・ポスキット氏は、今回の結果はまだら模様だと話す。「フランスはかなり好調で、需要は良い方向へ進みつつある。ただスペインに関しては、前月に付加価値税(VAT)引き上げにより大幅減少した反動があっただけに、手放しで歓迎はできない」という。

大陸欧州で最悪のパフォーマンスとなっている国の1つであるイタリアでは、独フォルクスワーゲン(VW) や米ゼネラル・モーターズ(GM) 傘下の独オペルが不振で、ペースは低下しているものの減少が続いている。

イタリア自動車工業会(ANFIA)のロベルト・ババソリ会長は、今年の同国の販売台数は7―9%減少すると予測している。

欧州で最大の自動車市場であるドイツは、メルケル首相が増税はしないという公約を守らない可能性があるとの報道が出ており、その場合需要の鈍化につながるとみられている。ある業界筋は「四半期ごとに減少幅が減っていけば良いと考えている」と述べた。

英自動車製造販売協会(SMMT)は月間販売台数を4日に発表する予定。9月の新車登録台数は約7%増の38万6000台になると見ている。

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