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仏大統領選TV討論、ルペン氏の「フレグジット」めぐり激論
2017年3月21日 / 05:00 / 7ヶ月前

仏大統領選TV討論、ルペン氏の「フレグジット」めぐり激論

[パリ 20日 ロイター] - 4月下旬から5月初旬にかけて大統領選挙が実施されるフランスで20日、候補者によるテレビ討論会が開催された。極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首が自身のユーロ離脱論を擁護するのに対し、対立候補が反論・批判を展開した。

 3月20日、4月下旬から5月初旬にかけて大統領選挙が実施されるフランスで、候補者によるテレビ討論会が開催された。極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首(写真)が自身のユーロ離脱論を擁護するのに対し、対立候補が反論・批判を展開した(2017年 ロイター/Patrick Kovarik)

ルペン氏は、英国の欧州連合(EU)離脱や米大統領選でのトランプ氏勝利にフランスも続くべきと訴え、英米有権者の決定は、指摘されているような破滅的結果をもたらしていないと主張。

「英国民投票の前に『プロジェクト・フィア(恐怖プロジェクト)』という言葉が飛び交った。米大統領選の前にも聞かれた」と述べ、ブレグジット(英のEU離脱)決定にもかかわらず、英国はEUを上回る経済成長を遂げ、失業率は低下していると指摘した。

これに対し、世論調査で3位につけている右派候補フィヨン氏は、ルペン氏が掲げるフランスのユーロ離脱(フレグジット)は経済や社会を混乱に陥れると主張。

「フランスの購買力にとっての連続殺人犯はルペン氏。同氏のユーロ離脱・フラン復活計画は、インフレの急激な進行を引き起こす」と述べた。

マクロン氏は、英国はまだEUを離脱したわけでないと指摘。英経済にはじきに悪化の兆しが出てくるとの見解を示した。

マクロン氏は、自分が、ユーロ圏諸国に対するフランスのコミットメントを尊重する唯一の候補と主張した。

各種世論調査によれば、ルペン氏は、4月下旬の第1回投票を勝ち抜き、5月初めの第2回投票で、最もEU寄りとされる中道系独立候補のマクロン前経済相と対決する公算。ただ、10日公表の調査では、フランス国民の4人に3人がユーロに留まることを望んでおり、第2回投票でのルペン氏の勝利はないと予想されている。とはいえ、まだ投票する候補を決めていない有権者が多く、結果は予断を許さない。

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