ファンドマネジャーの安全資産選好高まる、債券をオーバーウエート=メリル9月調査

2008年 09月 17日 23:57 JST
 
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 [ロンドン 17日 ロイター] メリルリンチが17日公表した9月ファンドマネジャー調査によると、インフレよりもリセッション(景気後退)に対する懸念が強まるなか、安全資産への選好が高まり、政府債をオーバーウエートとする割合が最低でも過去10年間で初めてアンダーウエートの割合を上回った。

 こうしたなか新興国市場の株式をアンダーウエートとする割合は拡大した。

 調査対象はファンドマネジャー186人。調査は米政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の公的管理後、リーマン・ブラザーズLEH.Nの破たん前に行われた。

 株式をアンダーウエートとする割合は56%で、前月の51%から増加。

 債券については、アンダーウエートが34%だったのに対し、オーバーウエートが約38%となり、1990年代後半の調査開始以降、初めてオーバーウエートがアンダーウエートを上回った。

 キャッシュをオーバーウエートとする割合は50%で、前月から若干減少したものの依然として歴史的に高い水準。平均キャッシュポジションは前月の4.7%から4.8%に上昇し5年ぶり水準に迫った。

 新興国市場の株式は、アンダーウエートの割合が前月の24%から30%強に拡大する一方、オーバーウエートは前月の32%から24%に減少した。アンダーウエートとオーバーウエートの差は13%ポイントと2001年後半以来の水準となった。

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