GPIFの07年度運用利回りは‐6.41%、株安響き5年ぶりのマイナス

2008年 07月 4日 16:19 JST
 
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 [東京 4日 ロイター] 公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は4日、2007年度の運用結果を発表した。市場運用利回りはマイナス6.41%となり、5年ぶりのマイナスに落ち込んだ。米サブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅融資)問題に端を発した景気の先行き不透明感から国内外の株価が大幅に下落したことが響いた。

 GPIFは、今年3月末時点の運用資産額が119兆8868億円で世界最大の年金基金。このうち市場運用分が91兆3073億円、財投債分が28兆5794億円となっている。

 市場運用分の07年度の総合収益額(運用手数料控除前)はマイナス5兆8400億円で、06年度のプラス3兆6404億円から大幅に悪化し、運用利回りも06年度のプラス4.75%からマイナスに転じた。

 GPIFの川瀬隆弘理事長は2日、ロイター・インベストメント・サミットで07年度は米サブプライム問題の余波で国内株価が大幅に下げた影響などで5年ぶりにマイナスに転じたことを明らかにしていた。ただ、マイナス幅は、投資配分の約5割を株式に振り分けている企業年金よりは小幅にとどまったとしていた。

 格付投資情報センター(R&I)によると、07年度の企業年金の運用利回りはマイナス9.9%。

 

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