ロシア・東欧株ファンドの10月末純資産は前月比+4.8%、注目度薄れ純流出続く

2009年 11月 9日 11:38 JST
 
記事を印刷する |

 [東京 9日 ロイター] トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパー

によると、国内で販売されているロシア・東欧株ファンド(国内籍)の10月末の純資産

残高は前月比5.9%増の1695億5400万円となり、4カ月連続で増加した。

 ただ、資金フローについては、利益確定売りや乗換え等を背景に4カ月連続の流出超と

なった。「株価水準がリーマン・ショック以前のレベルに戻ってきていることや、年初か

ら(株価が)2倍以上になっているため利益確定売りの対象になりやすい。個人(投資

家)の興味が他の通貨や市場に移ってきている」(大手投信)という。

 外国籍のロシア・東欧株ファンドの残高は9月末時点で186億3200万円だった。

 

 10月のロシアは株式相場(RTS指数.IRTS)は前月比7.49%上昇し、リッ

パーの分類別月間平均騰落率で「株式型ロシア株」はプラス8.58%(前月はプラス

10.29%)となり好調を維持。「株式型エマージングマーケット欧州」もプラス

6.41%(前月はプラス4.60%)と上昇した。

 リッパーが推計した資金流出入状況によると、10月は4カ月連続して流出超となり、

流出額は約47億円(9月は約37億円)と拡大した。

 11月発行のリッパー・データ・リポートによると、10月末時点のロシア・東欧株

ファンド数は国内籍が20本、外国籍3本の計23本で前月と変わらず。

 10月末時点で純資産がトップのロシア・東欧株ファンドはドイチェ・アセット・マネ

ジメント「DWSロシア・欧州新興国株投信」62005425.JP LPで残高は342億円

(9月末321億円)。2位も同社の「ドイチェ・ロシア東欧株式ファンド」

62005567JP.LPで316億円(同303億円)。3位はHSBC投信の「HSBC

ロシアオープン」62006021JP.LPで211億円(同205億円)だった。資金フローを

個別にみると国内籍20本中、流入超となったのはわずか3本だった。

 ロシア・東欧株ファンド(国内籍)全体の過去最高残高は08年5月末の4294億

5500万円。

 ◎10月末ロシア・東欧株ファンドの本数・残高は以下のとおり。

  (カッコ内は前月末)

 国内籍 20本(20本) 1695億5400万円(1618億1600万円)

 外国籍  3本( 3本)  186億3200万円( 176億9200万円)

 *外国籍は前月末データ

リッパー・データ・リポートに関してはリッパー・ジャパン(電話:0120-996-860)

までお問い合わせください。

 
 

株価検索

会社名銘柄コード
 

ロイターオンライン調査

写真

ドルが14年ぶりに86円台へと下落したが、これが「ドル危機」に発展する日が来るのかどうか。  ブログ 

  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率