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欧州、G20で温暖化対策と自由貿易推進主張 米国と溝深まる公算
2017年6月29日 / 22:56 / 3ヶ月前

欧州、G20で温暖化対策と自由貿易推進主張 米国と溝深まる公算

 6月29日、ドイツのメルケル首相は、同国で来月開催されるG20首脳会議では温暖化対策が主要議題のひとつになると述べた。ベルリンでの会合の後、記者会見する欧州各国の首脳(2017年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は29日、同国のハンブルクで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議では温暖化対策が主要議題のひとつになると述べた。自由貿易を推進する方針も示し、トランプ米大統領が掲げる「米国第一主義」に対応する姿勢を示した。

首相は議会で、トランプ大統領が地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」の離脱を決定したことを受け、欧州連合(EU)が温暖化対策で指導力を発揮することが一段と重要になったと説明。

「米国のパリ協定離脱決定により、われわれは今まで以上にパリ協定の成功に向け断固たる意思を持っている」と述べ「現在のチャレンジに立ち向かう必要があり、地球上の全ての人が科学的根拠を確信するまで待つことはできない」と強調した。

トランプ大統領の名前は挙げなかったものの、「世界的な問題を保護主義と孤立主義で解決できると信じている人がいれば、大きな間違いだ」と指摘。G20首脳会議でトランプ氏との対決姿勢が強まる可能性がある。

メルケル首相はさらに、通商問題についても協議されると述べた。

首相はその後、ベルリンで自身が主催する欧州首脳との会合に出席。同会合では欧州がG20首脳会議で気候変動と自由貿易を巡り団結することを確認したが、トランプ大統領を孤立させないよう努力することでも合意した。

会合後メルケル首相は欧州はG20首脳会議で「決意」を表明したいとしながらも、気候変動問題などを巡り米国と「共通の解決策」を探りたいとも述べた。

フランスのマクロン大統領は、パリ協定から離脱した米国が「正気に戻る」ことを望んでいると述べた。ただテロリズム対策など欧州と米国は多くのことを共有しているとし、トランプ大統領を孤立化させることは理に適わないとの考えを示した。

G20は7月7─8日の日程で開かれる。

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