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地方の高速ネット網整備促進、ドイツが100億ユーロ基金設立へ
2016年3月14日 / 16:12 / 2年前

地方の高速ネット網整備促進、ドイツが100億ユーロ基金設立へ

 3月14日、ドイツは高速ネット網構築を目指して100億ユーロの基金を設立する計画を表明した。写真は視覚化したインターネットを映し出す画面。ハノーバーで13日撮影(2016年 ロイター/Nigel Treblin)

[ベルリン 14日 ロイター] - ドイツ経済省は14日、地方におけるより高速なインターネット網整備に向けた投資促進を目的に100億ユーロ(110億ドル)相当の基金を設立する計画を明かした。

この日公表した戦略企画書で「2025年までにギガビット級の光ファイバー回線網を構築する必要がある」とした。

同省幹部らは、最新のデジタル技術の進歩に対する投資に失敗した場合、ドイツの産業基盤が米国やアジア圏の企業の競争にさらされると懸念している。

欧州最大の経済規模を誇るドイツの輸出面の優位性は、主に中小の製造業によるところが大きい。多くは家族経営の企業で主要な町や都市の郊外にあるが、こうした地域はインターネット時代の技術について遅れをとっている。

ドイツ政府は2018年までに国内全域でブロードバンド接続が使えるようにしたい考えだ。今回はさらに、通信速度が1ギガビット/秒(通常のブロードバンド回線の20倍の速さ)の高速光ファイバー網を敷設する計画も示した。

基金の財源の一部は、第3世代携帯電話(3G)通信規格「UMTS」周波数を競売にかけた収益が充てられる見込みだ。企画書は「加えて、新たな資金調達手段が必要だ」としており、民間企業がより大きな役割を担う必要性があることを示唆している。

経済省の試算によると、光ファイバーによるインターネット接続をドイツ全土に広げるには最大1000億ユーロのコストがかかる。

ドイツ産業連盟(BDI)のグリロ会長は「デジタルネットワークの普及状況には満足していない。わが国は高性能のデジタルインフラとは、ほど遠いところにある」と指摘。「ミッテルスタンド」と呼ばれる中小企業が、データやインターネットを利用した生産工程の利点をもっと取り入れるべきだとの考えを示し「われわれのミッテルスタンドはデジタル化のけん引役でなければならない」と述べた。

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