銀行は減配により資本増強すべき=米ボストン地区連銀総裁

2008年 04月 18日 23:37 JST
 
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 [シャーロット(米ノースカロライナ州) 18日 ロイター] 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は18日、一部銀行は将来の損失に備えて資本を増強する必要があるとの見方を示したうえで、バランスシートの縮小ではなく減配により資本を増強するよう求めた。

 リッチモンド地区連銀が主催するクレジット市場シンポジウムでの講演原稿で「多数の金融機関が大規模な増資を行ったが、残念なことに多くは最近の損失により相殺されてしまった。将来損失が発生した場合、備えがほとんどない可能性がある」と指摘した。

 銀行間市場で緊張が続く原因となっているカウンターパーティーリスクの緩和には、金融機関の資本が「完全に十分」であることが不可欠だと述べた。

 ドルLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)がドルのスワップレートを上回っているのはカウンターパーティーリスクが一因との見方を示し、「不安定な状況だ」と述べた。

 ローゼングレン総裁は「新株の発行や減配で資本増強を行わない金融機関は、バランスシートの縮小により資本の減少に対応しようとする可能性が高い」と指摘。金融機関が与信を絞ればマクロ経済に影響が及ぶと述べた。

 
 

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