欧州市場サマリー(22日)

2008年 05月 23日 04:28 JST
 
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  1305GMT 21日

ユーロ/ドル<EUR=> 1.5737 1.5789

ドル/円<JPY=>   103.71 102.96

ユーロ/円<EURJPY=>   163.24 162.62

              22日終値     前営業日終値

株 FT100 6181.6(‐16.5)  6198.1

  クセトラDAX     7070.33(+29.50) 7040.83

金 現物午後値決め 922.75  923.00

        (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(6月限)  95.145 (‐0.025)  4.017(4.015)

独連邦債2年物 4.212(4.120)

独連邦債10年物(6月限) 112.71 (‐0.26) 4.307(4.267)

独連邦債30年物   4.736(4.732)

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 <為替> ドルが上昇。新規失業保険申請件数が予想よりも良い数字となったことを受

け、ドル買いが進んでいる。ただ、原油高を受けた米景気をめぐる懸念で上値は抑えられ

ている。

 <株式> ロンドン株式市場は反落。値動きの荒い展開となった。鉱山株や携帯電話ボ

ーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)が買われたが、石油株の下げで帳消しとなった。

 FT100種総合株価指数.FTSEは3週間ぶりの安値で引けた。ザラ場の高値は62

26.2、安値は6159.4だった。

 レッドメイン・ベントレーのポートフォリオサービス部門代表、ティム・ホワイトヘッ

ド氏は「FT指数は方向感に欠け、やや神経質な動きを見せている米株に追随した」と指

摘。「短期的には横ばいとなり、6100―6300のレンジで取引されたとしても驚き

ではない」と述べた。

 ボーダフォンは3.1%高。トレーダーによると、27日に発表予定の業績報告が強い

内容となることが期待されているほか、通信大手ケーブル&ワイヤレス(C&W)(CW.L: 株価, 企業情報, レポート)

が今年度中の2部門分割を検討していると公表したことが材料視された。

 C&Wは2.7%高。通期決算が予想を上回る増益となったことも好感した。

 航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)(BAY.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.7%高。パイロット組

合によるスト回避に向けた進展が見られた。

 米原油先物CLc1は135ドルを上回って最高値を更新した後、132ドル近辺まで下

落。これを受けて石油株に売りが出た。ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は

2.1%安、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート) は0.5%安。ガスのBPグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.4%安、石油

探査ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.9%安となった。

 鉱山株は全般的にしっかり。BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、アング

ロアメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.4―2.1%上昇した。

 欧州株式市場は小幅上昇。通信および鉱山株が上げを主導した。ドイツの銀行株は

再編観測を背景に買われた。

 ボーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)は3%高。来週発表予定の決算に対する期待が買いにつながった、

とトレーダーは指摘した。ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)(CW.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.7%

高。同社は2事業部門の分割を検討していることを明らかにした。テレコム・イタリア

(TLIT.MI: 株価, 企業情報, レポート)は4.6%高となった。

 銀行株では、コメルツ銀行(CBKG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が2.4%高、ドイツポストの子会社ポストバン

ク(DPBGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は1.2%高。コメルツ銀行とアリアンツ(ALVG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が同行に対して100

億ユーロ(157億6000万ドル)の買収提示をしたとの独誌報道を好感した。一方、

アリアンツは3.5%安。

 アリアンツ、ポストバンクおよびコメルツ銀行の広報担当者は、憶測にはコメントしな

い、としている。

 レンズバーグ・シェパード・インベストメント・マネジメントのストラテジスト、ジョ

ン・ハインズ氏は「レンジ取引になる可能性が高い」と指摘。流動性の無秩序な縮小の可

能性は低いが、プラスの勢いを生み出す要素が十分あるかどうかは疑問、との見方を示し

た。

 そのうえで、企業業績に関して深刻な要素もない一方、ポジティブサプライズもないか

とから、エクイティリスクを若干アンダーウエートにし、社債クレジットリスクを若干オ

ーバーウエートにしている、と述べた。

 この日原油価格は反落、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ト

タル(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)は0.4─2%安となった。

 <ユーロ圏債券> 続落。原油価格が最高値を更新しインフレ懸念が高まるなか、独連

邦債2年物利回りは10月半ば以来初めて4.2%を上抜けした。

 KBCの債券ストラテジスト、ボブ・マース氏は「原油価格が上昇しインフレ期待が高

まっており、欧州債券の特に短期ゾーンを圧迫している。イールドカーブは連日フラット

化が進んでいる」と話した。

 独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは一時、10月半ば以来の高水準となった。

 独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは一時、4カ月半ぶり高水準の4.307%まで

上昇した。イールドカーブは一段とフラット化。2年物と10年物のイールドスプレッド

は10bpを割り込み、8月以来の低水準となった。

 独連邦債先物6月限FGBLc1は一時4カ月半ぶり安値の112.64まで下落した。

 ノムラのアナリストは、112.81の支持線を下抜けたことから、長期チャート上の

112.58、112.29の水準を試す状況が出てきたと話した。

 欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測が高まるなか、EURIBOR金利先物は09年

の各限月が最大13bp下落した。物無担保金利加重平均(EONIA)先物市場では、

ECBの年内利上げを織り込む確率が50%以上となっている。

 この日は、供給懸念と米石油在庫の大幅減少を背景に米原油先物CLc1が3日連続で最

高値を更新。独連銀のウェーバー総裁は、食品・エネルギー価格がインフレ圧力を強めて

いると発言した。

 金利スワップ市場では、10年物のスプレッドが前日比ほぼ変わらずの40bpとなっ

た。2年物は前日終盤時点の62bpを越える水準から61.8bpに縮小した。

 10年物金利<EURAB6E10Y=>が2年物金利<EURAB6E2Y=>を11.3bp下回り、一段と

逆イールド化が進んだ。

                           [東京 23日 ロイター]

 
 

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