東南アジア株式=総じて下落、世界経済の先行き懸念広がる
[バンコク 23日 ロイター] 23日の東南アジア株式市場の株価は、大半の市場でほぼ1カ月ぶりの安値まで売り込まれた。下落で目立ったのはエネルギーや商品関連銘柄。シンガポール市場ではパーム油大手ウィルマー・インターナショナル、バンコク市場ではタイ石油会社(PTT)、クアラルンプール市場ではプランテーション大手サイム・ダービーが値を下げた。
アナリストらは、商品市況の下落や世界経済の回復に時間がかかるとの懸念がアジア市場の株価の重しになっており、今後も株安要因になる可能性があるとみている。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは1.8%安と5月22日以来の安値水準で引けた。パーム油大手ウィルマー(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)と同業のゴールデン・アグリ・リソーシズ(GAGR.SI: 株価, 企業情報, レポート)はともに2%超の下げとなった。
また、銀行株やその他の優良銘柄も売られ、DBSグループ(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は3%近く下げ、デベロッパー最大手キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は0.6%安となった。
マレーシア市場のクアラルンプール総合指数(KLCI)は、序盤に1.7%下落し5月20日以来の安値を付けたが、その後は下げ幅を縮小し0.1%安で終わった。サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%安、投資金融会社ブミトラ・コマースBUCM.KLが3.3%安。
一方、バンコク市場ではSET指数.SETIが2.1%安。PTTエクスプロレーションPTTE.BKが4.7%安、PTTPTT.BKは2.6%安で引けた。
ジャカルタ市場.JKSEの総合株価指数は一時4.4%の下げとなったが、やや戻して3.1%安で終了。石炭大手アダロ・エナジー(ADRO.JK: 株価, 企業情報, レポート)が8.5%、資源大手ブミ・リソーシズ(BUMI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は10.3%それぞれ下落した。
ベトナム市場.VNIの株価は4.3%安と3日続落。中堅銀行のサコムバンクSTB.HMが4.9%安、国営石油会社ペトロベトナム傘下のペトロベトナム化学肥料総公社(PVFCCo)DPM.HMが4.8%安。
このほかマニラ市場.PSIの株価は1.7%安で終わった。
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