東南アジア株式=大半が下落、銀行株が安い
[バンコク 8日 ロイター] 8日の東南アジア株式市場は、大半の市場が下落した。リスク回避志向の投資家らがシンガポールのキャピタランド、マレーシアのテナガやインドネシアのバンク・ラクヤット・インドネシアなど大企業の株を売った。
シンガポール市場.FTSTIは1.02%下げ、2日以来の安値をつけた。不動産開発のキャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.7%安。
クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI)は1.3%下落し、3日以来の安値水準。電力のテナガ・ナショナル(TENA.KL: 株価, 企業情報, レポート)は4%安。
ジャカルタ市場.JKSEは1.68%下落し、約1週間ぶりの安値水準。インドネシア総選挙を9日に控えた政局の不透明感が背景。銀行株が下落を主導し、銀行2位のバンク・ラクヤット・インドネシア(BBRI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は8.3%急落した。
東南アジア地域市場は、今後数週間で各社から発表される四半期決算がさえない内容になるとの見方に圧迫されている。
シンガポール市場の値下がり銘柄では、銀行最大手DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が3.7%安。
クアラルンプール市場では、メイバンク(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)が2.6%下げたほか、ゲンティンGENT.BKは4%安だった。
ジャカルタ市場では、銀行2位のバンク・セントラル・アジア(BBCA.JK: 株価, 企業情報, レポート)が4.7%安、テルコム(TLKM.JK: 株価, 企業情報, レポート)は2.1%安。
一方、バンコク市場のSET指数.SETIは東南アジア全般の下落傾向に逆行し、0.23%高で終了。タイ中央銀行による政策金利引き下げが株価を支援した。反政府運動の参加者らが、現政権に退陣圧力をかけるためにバンコクでの集会を続けると表明する中、SET指数は一時約1%下げていた。
銀行株が下落したが、エネルギー株が上昇。電力会社のラチャブリRATC.BKは5.4%高。サイアム・コマーシャル銀行SCB.BKは3%安、バンコク銀行BBL.BKは1.6%安、カシコーン銀行KBAN.BKは1.7%安。
マニラ市場は4営業日続伸で、1.03%高。フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン(PLDT)(TEL.PS: 株価, 企業情報, レポート)は1.8%高、エナジー・ディベロップメント(EDC.PS: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%高。
ベトナムのホーチミン市場.VNIは2.67%安で取引を終えた。
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