東南アジア株式=まちまち、シンガポール銀行株は軟調

2009年 04月 20日 21:10 JST
 
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 [バンコク 20日 ロイター] 週明け20日の東南アジア株式市場は、まちまちの内容で引けた。シンガポール市場では格付け引き下げのニュースを受けて銀行株が下落。バンコク市場では投資家が国内セクター株から離れたものの、商品(コモディティ)関連銘柄に押し上げられ、3カ月ぶりの高値水準となった。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは1.14%安。取引前半で15日以来の安値に下落した後で、下げ幅を幾分縮小した。銀行最大手DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が1.6%下げたほか、華僑銀行(OCBC)(OCBC.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.8%安。

 ムーディーズ・インベスターズ・サービスはシンガポールの3つの銀行グループの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。世界的な景気後退がこれらのグループの利益と資産の質を損ねる見込みという。

 バンコク市場のSET指数.SETIは2.08%上昇し、1月9日以来の高値。タイ石油会社(PTT)PTT.BKは5.3%高、オレフィン製造大手のPTTケミカルPTTC.BKは5.9%高。

 サハウィリア・スチールSSI.BKが13.2%、タタ・スチールTSTH.BKが15.3%、それぞれ急伸した。

 アナリストによると、リスクを回避したい投資家らは内需鈍化や国内政治の不確実性に敏感なセクターから資金を引き揚げたという。キャピタル野村の調査責任者は「投資家らはリスクとリターンとをてんびんにかけ、国内株よりもグローバルな銘柄を好んだ」と指摘した。

 テレビ放送のBECワールドBEC.BKは0.5%安。決算発表シーズンが始まった銀行株は上昇し、四半期利益の減少幅が予想より小さかったカシコーン銀行KBAN.BKは1.6%高。

 クアラルンプール市場は0.33%高、ジャカルタ市場.JKSEは6営業日続伸で1.65%高。マニラ市場.PSIは0.35%安、ベトナムのホーチミン市場.VNIは4.56%安。

 クアラルンプール市場では、ゲンティン(GENT.KL: 株価, 企業情報, レポート)が4.7%上昇した一方で、メイバンク(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%下落した。ジャカルタ市場ではマンディリ銀行(BBNI.JK: 株価, 企業情報, レポート)が5%高、国営ヌガラ・インドネシア銀行(BNI)(BBNI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は3.9%高。

 マニラ市場では、フィリピン・アイランズ銀行(BPI.PS: 株価, 企業情報, レポート)とエナジー・ディベロップメント・コープ(EDC.PS: 株価, 企業情報, レポート)がともに2%あまり値を下げた。

 ホーチミン市場の主要株価指数は2営業日続落で、9日以来の安値で終了。銀行5位のアジア・コマーシャル銀行ACB.HNは、今年の粗利益が5.5%増加するとの見通しを示したものの、株価は5.3%安だった。

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