上海・深セン株式市場=反落、地震でインフレ加速の見方も
前営業日比 売買代金概算
上海総合指数.SSEC
大引け 3560.243 66.739安 1222.6億元(上海A株)
高値 3615.060
安値 3508.320
前営業日終値 3626.982 13.488高 1163.9億元(上海A株)
滬深300指数.CSI300
大引け 3851.687 53.233安
高値 3923.171
安値 3778.718
前営業日終値 3904.920 25.996高
上海B株指数
大引け 253.360 4.473安 0.56億米ドル
高値 256.643
安値 249.685
前営業日終値 257.833 0.181安 0.43億米ドル
深センB株指数.SZSB
大引け 546.420 13.641安 2.57億香港ドル
高値 555.888
安値 545.154
前営業日終値 560.061 1.896安 1.71億香港ドル
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[上海 13日 ロイター] 13日の上海・深セン株式市場の株価は反落、四川省で
の強い地震で約1万人が死亡したことを受け、国債が小幅上昇し、人民元も値を上げた。
前日に消費者物価インフレの加速が発表され、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率
の引き上げを促されるなど、短期的なインフレ圧力は既に株式市場を大きく圧迫している
が、一部アナリストは、今回の地震がさらにインフレ圧力を加える可能性があるとみてい
る。
食品価格は最近、インフレ率が12年ぶり水準に加速した主な要因だが、四川省はコメ
と豚肉の主産地だ。
外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数.SSECは
66.739ポイント(1.84%)安の3560.24で引けた。朝方は保険株の急落
などに圧迫され、3.27%安まで下落した。
リーマン・ブラザーズはリポートで「今回の地震は大きな悲劇だが、中国の経済成長に
与える影響は一時的で限定的だろう。恐らく、マクロ(経済)に与える最大の影響は、中
国の短期的なインフレ見通しの上ブレリスクを引き上げたことだ」と指摘した。
4月の消費者物価インフレは8.5%と、3月の8.3%から加速、金融引き締め懸念
が強まっており、今後数カ月以内には利上げの可能性もあるとみられている。
人民銀は前日の引け後、預金準備率を0.5%引き上げ、過去最高の16.5%に設定
した。
上海証券先物機関のエコノミスト、金徳環氏は「全体的には、今回の地震が市場に与え
る影響は一時的なものにとどまる公算が大きいが、金融引き締めスタンスは、はるかに長
期的な影響を及ぼすはずだ」と指摘した。
上海と深センの両取引所では、四川地域の66銘柄が取引中止となった。
中国人寿(601628.SS: 株価, 企業情報, レポート) は4.73%安。同社は大地震による保険金請求額が、今年初め
の南部での大雪被害による請求額をはるかに上回るとの見通しを公表した。
一方で、救援、再建作業により需要が加速するとの観測から、鉄鋼、医薬、セメント、
コメ関連の各銘柄は上昇した。
河北太行水泥<600553.SSが値幅制限いっぱいの10%高。上海証券のアナリストは「株
価が急落する可能性は限られるはずだ。なぜなら、政策は夏季五輪を控え、市場の安定性
を保つというものであるからだ」と語った。
アナリストらは、株価指数は今後数週間、3500前後で推移すると予想している。
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