東南アジア株式=総じて下落、バンコクは1週間ぶり安値

2008年 11月 12日 20:48 JST
 
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 [バンコク 12日 ロイター] 12日の東南アジア株式市場は、大半が下落した。シンガポール市場がDBSグループ・ホールディングスなど金融株主導で2日続落したほか、バンコク市場はタイ石油会社(PTT)やバンプーなどエネルギー株に押し下げられ、約1週間ぶりの安値をつけた。

 原油相場は1年8カ月ぶりの安値水準に下落した。

 バンコクの証券会社の調査責任者は「アジア市場は弱い商品相場に圧迫されている。東南アジアの株式市場は特定の材料で動いており、バンコク市場はMSCIのリポートに押し下げられた」と述べた。

 バンコク市場では、タイ最大の産業コングロマリット(複合企業)、サイアム・セメントSCC.BKが2.64%下げたほか、小売り最大手のセントラル・パタナCPN.BKも6.09%安。株価指数を算出するMSCIバーラがこの2社を株価指数から外す決定を行ったことを受けて売られた。

 主要銘柄のPTTが2.34%安、石炭最大手のバンプーが4.85%下げたことが響き、バンコク市場の主要株価指数であるSET指数.SETIは1.49%安と、11月3日以来の安値で引けた。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは1.27%安。

 シンガポール市場では、銀行最大手のDBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が3.27%下落したほか、UOBバンク(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)も2.46%安だった。

 世界最大の上場パーム油企業、ウィルマー・インターナショナル(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.32%高。四半期決算で純利益が147%増加したことが好感された。

 シンガポール・テレコム(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.28%高。同社が発表した四半期決算が12%の減益だったことを受けて取引前半では下げていたが、値を戻した。

 クアラルンプール市場は0.48%安で、2日続落。ジャカルタ市場.JKSEは0.74%安。ベトナムのホーチミン市場.VNIは2.67%下げ、2週間ぶりの安値で引けた。

 一方、マニラ市場.PSIは0.03%高。

 クアラルンプール市場では、テレコム・マレーシア(TLMM.KL: 株価, 企業情報, レポート)が15%余り急落。第3・四半期決算で純損失を計上したことが嫌気された。銀行最大手のメイバンク(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)は第1・四半期が減益となったことを受けて0.9%安。

 ジャカルタ市場では、通信最大手のテルコム(TLKM.JK: 株価, 企業情報, レポート)が1.64%安、国営ガスPGN(PGAS.JK: 株価, 企業情報, レポート)が2.08%下落した。

 

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