東南アジア株式=上昇、好決算やギリシャ救済期待で

2010年 03月 1日 20:59 JST
 
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 [コロンボ 1日 ロイター] 週明け1日の東南アジア株式市場の株価は軒並み上昇した。企業決算が予想より良い内容だったことや、債務問題を抱えるギリシャが救済されるとの期待が高まったことが背景。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは0.84%上昇し、終値ベースで2月23日以来の高値。クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI)は0.99%上昇し、約5週間ぶり高値。

 東南アジア株では今年に入って最も良い値動きを示しているベトナム・ホーチミン市場のVN指数.VNIは1.23%上昇し、2月23日以来の高値。マニラ市場の主要株価指数.PSIは1.16%上昇し、5週間超ぶりの高値をつけた。

 ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは0.22%高。バンコク市場は祝日で休場だった。

 欧州がギリシャ救済策の合意に近づいているかもしれないことを示す兆候や、チリ大地震を受けた商品(コモディティー)相場の上昇が、アジアの主要市場の株価を押し上げた。

 シンガポール市場では、銀行最大手DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が1.3%高。世界最大の上場パーム油企業であるウィルマー・インターナショナル(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.6%高。同社が前日発表した四半期利益は18%増と、予想を上回った。

 シンガポールのアナリストは「銀行がSTIの上昇を主導している。各行とも利益がかなり良く、また自己資本比率が非常に健全な水準だ」と語った。

 銀行3位の大華銀行(UOB)(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)は四半期利益が57%増加し、アナリスト予想を上回ったものの、株価は利食い売りで1.4%下げた。

 クアラルンプール市場では、主要銘柄である農園のサイム・ダービーSIME.CMが1.8%高。同社が先に発表した上半期純益は予想を下回ったものの、アナリストらは下半期利益が増加すると予想した。

 携帯電話大手アクシアタ(AXIA.KL: 株価, 企業情報, レポート)は増益期待から4.3%高。同社が先週発表した2009年利益は3倍以上増加した。

 ジャカルタ市場では、主要銘柄の自動車大手アストラ・インターナショナル(ASII.JK: 株価, 企業情報, レポート)が1.7%高。同社は10年の自動車販売が増加するとの見通しを示した。

 マニラ市場の主要株価指数は、通信株主導で1月22日以来の高値をつけた。同国最大の企業であるフィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン(PLDT)(TEL.PS: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%高。あるアナリストは「あす発表される予定のPLDTの業績を見込んだ反応だ」と指摘した。アナリストによると、企業業績改善期待などが株価を押し上げているという。

 ベトナム市場では銀行株が上昇を主導。ベトナム商工銀行(ベトインバンク)VCB.CMが好決算期待を背景に1.6%上昇した。

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