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エボラ熱「補償外」の保険会社が増加、損害カバーの新商品も
2014年10月23日 / 04:48 / 3年前

エボラ熱「補償外」の保険会社が増加、損害カバーの新商品も

[22日 ロイター] - エボラ出血熱の感染に対する懸念が先進国でも広がるなか、英米の保険会社がエボラ熱を普通保険約款の適用除外とする動きが出ている。これを受けて、感染者の多い西アフリカへの出張や感染地域での営業停止による損害をカバーする任意保険の新規契約や更新コストが上昇しているという。

 10月22日、エボラ出血熱の感染に対する懸念が先進国でも広がるなか、英米の保険会社がエボラ熱を普通保険約款の適用除外とする動きが出ている。シャルル・ドゴール空港で18日撮影(2014年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

イベント中止による損害をカバーする保険のブローカー、英ジャーディン・ロイド・トンプソン(JLT)のゲーリー・フリン氏は「現在、保険引受人はエボラ熱関連を適用範囲とするかどうかを約款に追加している最中だ」と述べた。

米国では就労時の疾病による医療費と給与をカバーする保険契約は州レベルで規制されており、エボラ熱が適用外となる見込みは低い。ただ、保険会社の損害保険への対応は異なる。

米保険大手エースACE.Nは22日、アフリカの特定国に従業員が渡航する可能性のある米企業を対象に、一部の新規および更新後の保険契約についてケースバイケースで補償範囲からエボラ熱を除外していると発表。アフリカに渡航する顧客は「より大きなリスクにさらされる可能性がある」ことを考慮したと説明した。

一方で、エボラ熱絡みの新しい保険商品を開発する業者も現れた。

英ミラー保険サービスとウィリアム・ギャラガー・アソシエイツは先週、エボラ熱による隔離措置で被った損害を補償する病院向け保険を発売した。この種類の保険は世界初で、英ロイズ保険組合のシンジケートが協力している。このほか、米保険仲介エーオン(AON.N)はエボラ熱の感染拡大を監視し、顧客のリスク回避を支援する「エボラ熱・タスクフォース」を立ち上げた。

JLTのフリン氏は、エボラ熱感染が知られていない地域でのイベント中止の補償コストについて、通常の約3倍になるとの見方を示している。

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