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米国のヘロイン使用、過去10年に白人の間で急増=調査
2017年3月30日 / 02:11 / 7ヶ月前

米国のヘロイン使用、過去10年に白人の間で急増=調査

 3月29日、米医師会雑誌「JAMA Psychiatry」電子版に掲載された研究によると、過去10年間で米国におけるヘロイン使用が5倍に増加し、依存は3倍以上に増加している。特に白人と、低所得で教育水準の低い男性の間で最も顕著な増加がみられたという。調査では、18─44歳の白人層でヘロイン依存が最大の増加を示した。写真は米麻薬取締局提供(2017年 ロイター/US DEA)

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米医師会雑誌「JAMA Psychiatry」電子版に掲載された研究によると、過去10年間で米国におけるヘロイン使用が5倍に増加し、依存は3倍以上に増加している。特に白人と、低所得で教育水準の低い男性の間で最も顕著な増加がみられたという。

調査では、18─44歳の白人層でヘロイン依存が最大の増加を示した。一因として、オピオイド系処方薬の乱用が挙げられるという。

使用も依存も、未婚の成人でより増えているほか、女性でも増加がみられたものの、男性ほど顕著ではないという。

薬物依存問題を手掛ける連邦専門委員会の委員長に指名される見通しであるクリスティー・ニュージャージー州知事は、オピオイド薬の乱用は公衆の健康危機と宣言。同調査を率いたコロンビア大学メールマン公衆衛生学部のシルビア・マーティンス疫学准教授も、薬物依存は病気として扱われるべきと賛意を示し「これを病気と認識することで、より多くの人が支援の必要性を感じることができ、しばしば使用する人は依存が予防可能だと知ることができる」と述べた。

マーティンス氏らの調査では、2001─02年と2012─13年の研究と、ヘロインの長期使用者4万3000人の統計を分析した。

2001─02年の調査では、白人と非白人の間のヘロイン使用率は同程度だったが、2012─13年の調査では両者の間に大きな差が生じたという。

マーティンス准教授は、治療プログラムや過剰摂取防止、薬物投与治療、およびオピオイド処方のあり方の変更を呼びかけ、「一定水準の規制が必要だと思う。本当にこの薬が必要な人には提供されるべきだが、同時に管理も強化されるべき」と述べた。

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