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NYの視点:イエレンFRB議長の「労働市場のたるみ」ダッシュボード確認へ=米雇用統計
2014年8月1日 / 07:03 / 3年前

NYの視点:イエレンFRB議長の「労働市場のたるみ」ダッシュボード確認へ=米雇用統計


*07:05JST NYの視点:イエレンFRB議長の「労働市場のたるみ」ダッシュボード確認へ=米雇用統計

米労働省が発表した米4-6月期雇用コスト指数は2008年7−9月期以降5年半ぶりの高い伸びを記録した。最新の米新規失業保険申請件数も30.2万件、4週平均は29.3万件と30万件を割り込み2006来の水準に回復した。

米労働省が8月1日に発表する7月の雇用統計でも20万件以上の雇用の順調な増加が継続することが予想されている。ただ、引き続き、パートタイムの雇用が現在の雇用の増加を牽引していることが明らかになると、米連邦公開市場委員会(FOMC)が実施しているゼロ金利政策が長期化するとの見通しにつながる。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の労働市場の状況を測定する新しい手段であるイエレンFRB議長の「労働市場のたるみ」ダッシュボードを確認していくことになる。現状では9項目のうち、危機前の水準に戻ったのは3項目のみで、FOMCの声明で示された労働市場の「著しいリソースの活用不足」を裏付ける。

●イエレンFRB議長の雇用たるみダッシュボード

◎危機前に比べ状態が改善⇒危機前の水準と比較
解雇率(Layoffs/discharges rate):1.1%   1.4%(下回る)
雇用者数(Nonfirm payrolls):28.8万件    161.8万件(上回る)
求人(Job openings rate):3.2%       3%(上回る)

◎状態が危機前より依然悪い
失業率(Unemploynent rate):6.1%      5%(上回る)
退職率(Quits rate):1.8%          2.1%(下回る)
広義の失業率(U-6):12.1%          8.8%(下回る)
採用率(Hires rate):3.4%          3.8%(下回る)
長期失業率:32.8%              19.1%(上回る)
労働参加率:62.8%              66.1%(下回る)

●7月雇用統計先行指標

■ADP雇用統計:前月比+21.8万人(前月比予想:+23万人、6月:+28.1万人)
■チャレンジャー人員削減数:46887人、前年比+24.4%(6月:31434人、-20.2%)

■米ISM製造業景況指数:雇用項目:52.8(5月52.8)

■米ISM非製造業景況指数:雇用項目:54.4(5月52.4)

■フィラデルフィア連銀景況指数

◎現況
雇用者数:12.1(6月11.9)、年初来で最大
週平均就業時間:12.5(7.3)

◎6ヶ月見通し
雇用者数:29.1(31.4)
週平均就業時間:14.4(16.7)

■リッチモンド連銀製造業景況指数

◎現況
雇用者数:13(6月4)、年初来で最大
週平均就業時間:3(5)

◎6ヶ月見通し
雇用者数:19(12)
週平均就業時間:10(10)

■NY連銀製造業指数

◎現況
雇用者数:17.5(6月10.75)、5月来の高水準
週平均就業時間:2.27(9.68)

◎6ヶ月先の見通し
雇用者数:17.05(20.43)
週平均就業時間:−4.55(0)

■消費者信頼感指数

◎現状
雇用
十分:15.9%(14.6%)、年初来で最大
不十分:53.4%(54.7%)
困難:30.7%(30.7%)

◎6ヶ月見通し
・雇用
増加:19.1%(16.3%)、年初来で最高
減少:16.4%(18.4%)
不変:64.5%(65.3%)
・所得
増加:17.3%(16.7%)
減少:11.0%(11.4%)
不変:71.7%(71.9%)

●市場エコノミスト米7月雇用統計予想

失業率:6.1%(6月:6.1%)
非農業部門雇用者数:前月比+23.1万人(+28.8万人)
民間部門雇用者数変化:前月比+23万人(+26.2万人)


《KO》

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