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NYの視点:円買い持ち過去最大、来週の注目は米ベージュブック、中国Q3GDP、ECB理事会、ドラギ総裁会見
2016年10月15日 / 01:47 / 1年前

NYの視点:円買い持ち過去最大、来週の注目は米ベージュブック、中国Q3GDP、ECB理事会、ドラギ総裁会見


*10:42JST NYの視点:円買い持ち過去最大、来週の注目は米ベージュブック、中国Q3GDP、ECB理事会、ドラギ総裁会見

シカゴIMMの短期投機家・投資家による円の買い持ち高は前週の過去最大水準から大幅に減少し2ヶ月ぶりの低水準となった。

来週は、中国の第3四半期国内総生産(GDP)、米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長講演、次回11月連邦公開市場委員会(FOMC)での材料となる米地区連銀経済報告(ベージュブック)、民主党クリントン候補、共和党トランプ候補の最後の討論会や欧州中央銀行(ECB)の定例理事会、ドラギECB総裁の記者会見に注目が集まる。

欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で金融政策据え置きを決定すると見られる。この会合では、現行の緩和策を見直し。社債も含めて購入できる資産不足が懸念され、一部では量的緩和(QE)プログラムの縮小観測も浮上する中、ドラギ総裁の記者会見では2017年3月末に期限がくるQEの行方に焦点が集まる。

さらに、米国の年内の利上げの根拠が強まるなか、9月の消費者物価指数(CPI)に注目される。CPIは8月から上昇が予想されている。9月生産者物価指数(PPI)も6月来の高水準となったほか、前年比では+0.7%と2014年11月来の高水準となるなど、FOMCメンバーの見通し通りインフレ上昇の兆候が見え始めた。

9月連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ据え置きをぎりぎりの判断で決定。労働市場のたるみが依然存続することやインフレが依然目標以下で推移していることを理由に挙げた。このためインフレの上昇の兆候が明らかになると年内の利上げ観測を一段と強めることになる。また、フィッシャー米FRB副議長の講演にも注目が集まる。フィッシャー副議長はたびたび11月も含めて年内の利上げの根拠が強まったとの見解を表明。副議長のタカ派発言も年内の利上げ観測を一段と強め、ドルを引き続き支えると見る。


■来週の主なイベント

●中国
19日:4-9月期国内総生産(GDP):予想

●米国
17日:フィッシャー米FRB副議長講演
19日:米連邦準備制度理事会(FRB)が米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁、ダドリーNY連銀総裁講演
21日:タルーロFRB理事、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演

●欧州中央銀行(ECB)
20日:欧州中央銀行(ECB)定例理事会、ドラギECB総裁記者会見

●地政学的リスク
ウクライナ紛争
ガザ紛争
イラク、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」
シリア
イエメン
トルコ


【IMM】

*円
ネット・円買い持ち:+45,909(10/11)←円買い持ち:+68,695(10/4)(直近ネット円買い持ち最高水準:08年3/25+65,920、04年2/6+64499)(過去最高ネット円売り持ち高:07年6/26-188,077)

*ユーロ
ネット・ユーロ売り持ち:- 93,472(10/11)←ユーロ売り持ち:- 82,059(10/4)(07年5/15:+119,538過去最高買い持ち高、10年2/9-57,152過去最高の売り持ち高)

*ポンド
ネット・ポンド売り持ち:- 95,470(10/11)←ポンド売り持ち:- 97,572(10/4)(07年7/22:直近ネット買い持ち高最高水準+98,366)

*スイスフラン
ネット・スイスフラン売り持ち:- 9,408(10/11)←スイスフラン売り持ち:-2,936(10/4)(過去最高スイスフランネット売り持ち高:07年6/19:-79,331)

*加ドル
ネット・加ドル売り持ち:- 11,704(10/11)←加ドル売り持ち:-14,077(10/4)(直近ネット買い持ち高最高水準:07年10/12+83001)

*豪ドル
ネット・豪ドル買い持ち: +26104(10/11)←豪ドル買い持ち:+23938(10/4)


《FA》

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