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欧米為替見通し:地政学的リスクと日米金融政策
2014年7月14日 / 17:28 / 3年前

欧米為替見通し:地政学的リスクと日米金融政策


*17:25JST 欧米為替見通し:地政学的リスクと日米金融政策

本日14日の欧米市場のドル・円は、地政学的リスク(ウクライナ・中東)や欧州金融危機再発の警戒感から上げ渋る展開が予想されるものの、14-15日の日本銀行金融政策決定会合や15-16日のイエレンFRB議長の議会証言を控えて下値は限定的か。

地政学的リスクでは、ウクライナ紛争が激化しており、ロシア軍によるウクライナ侵攻の噂が流れているものの、実質的には内戦に突入している、との報道もあり予断を許せない状況が続く。

中東情勢では、イスラエル軍がハマスへ空爆及び地上侵攻を開始しつつあり、アルカイダ系の武装組織「イラク・シリア・イスラム国」のイスラム国と、イラク、イラン、シリア、サウジアラビアとの対峙が膠着状況に陥っており、ラマダン明けの紛争拡大を警戒する展開となる。

14-15日の日本銀行金融政策決定会合では、現状の金融政策の維持がコンセンサスだが、地政学的リスクや欧州金融危機リスクを回避する円買い圧力が強まりつつあることで、予防的な追加緩和観測の可能性に警戒することになる。

15-16日のイエレンFRB議長の議会証言では、米国の労働参加率が1978年以来の低水準で低迷していることで、低金利政策の長期化が再確認されると予想されている。しかしながら、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のFEDウォッチャー、ヒルゼンラス記者が、地区連銀総裁の間で早期利上げ論が支配的になりつつある、と報じていることで、議会での質疑応答に警戒することになる。

【今日の欧米市場の予定】

18:00 ユーロ圏・5月鉱工業生産(前月比予想:-1.2%、4月:+0.8%)
21:00 インド・6月消費者物価指数(前年比予想:+7.7%、5月:+8.2%)

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会で証言


《KO》

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