Reuters logo
欧米為替見通し:ポンド弱含み、「パナマ文書」で政治リスク浮上
2016年4月8日 / 09:06 / 1年前

欧米為替見通し:ポンド弱含み、「パナマ文書」で政治リスク浮上


*18:00JST 欧米為替見通し:ポンド弱含み、「パナマ文書」で政治リスク浮上

来週の欧米外為市場では、ポンド・円は弱含む展開となりそうだ。キャメロン英首相が「パナマ文書」で明らかにされた亡父の投資ファンドから権益を得ていたことを認めたことで、政治情勢が不透明化する可能性が高まっているためだ。ただ、14日に開催される英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)で景気に強気な見解が示されれば、ポンドの極端な下げは抑えられるかもしれない。

亡父が租税回避地に設立した投資ファンドからキャメロン首相が権益を得ていたとされる問題で、英首相府は6日、首相とその家族はいかなるオフショアのファンドの恩恵も受けていないとの声明を発表。キャメロン首相自身も潔白を主張していたが、7日のテレビのインタビューでは3万ポンド相当の権益を以前保有していたことを一転して認めた。これにより野党や地元メディアは政権への批判を強める見通しで、求心力の低下は避けられないだろう。

今後はキャメロン首相の退陣が意識されるとともに、後継首相として欧州連合(EU)離脱支持のジョンソン・ロンドン市長の名が挙がるのは必至の情勢で、ポンド売りに振れやすい地合いを予想する。一方、14日開催のMPCは、政策金利0.50%と英中銀資産買取プログラム規模3750億ポンドの据え置きを決定する公算。同時に公表される議事要旨で、メンバーから国内経済に強気な見方が指摘されればポンドは急落した分、買戻しのきっかけになりやすく、ポンド売りを弱める手がかりとなりそうだ。


【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・2月鉱工業生産(前月比予想:+0.1%、1月:+0.3%)
・17:30 英・2月製造業生産(前月比予想:-0.2%、1月:+0.7%)
・17:30 英・2月貿易収支(予想:-102.00億ポンド、1月:-102.89億ポンド)
・21:30 カナダ・3月失業率(予想:7.3%、2月:7.3%)
・21:30 ダドリーNY連銀総裁講演(米国経済)
・23:00 米・2月卸売在庫(前月比予想:-0.2%、1月:+0.2%)


《WA》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。

【FISCO】

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below