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欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、材料織り込み済み感広がるなか北朝鮮問題を材料視
2017年3月6日 / 08:31 / 6ヶ月前

欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、材料織り込み済み感広がるなか北朝鮮問題を材料視


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、材料織り込み済み感広がるなか北朝鮮問題を材料視
今日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含みの値動きを予想する。前週末にイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長も3月利上げに前向きな見解を示したことから、材料織り込み済み的なドル売りが先行する見通し。また、北朝鮮によるミサイル発射問題で地政学的リスクを警戒する動き(株安、円買い)もドルを押し下げそうだ。

イエレンFRB議長は3日に行われたシカゴでの講演で、今月14-15日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で、雇用情勢の改善とインフレの進展を検証したうえで、想定通りなら「フェデラルファンド(FF)金利の一段の調整が適切となる公算が大きい」と言明。この発言で3月利上げがほぼ確実視されたものの、その後、ドル・円は利益確定売りに押され、週明けアジア市場でもその流れで114円台を割り込んだ。ある市場筋は「思っていた以上にドルを売りたい投資家が多く、115円は心理的な壁になっている」と指摘。また、目先は利上げの織り込みが進むため、FRBによる利上げは積極的なドル買い材料にはなりにくいとの見方が広がりつつある。

一方、北朝鮮が6日朝、ミサイル発射施設のある北西部から日本海に向け弾道ミサイル4発を打ち上げたことが、アジア市場に続き今晩の欧米市場でも材料視される見通し。北朝鮮の兵器開発の誇示と、米韓合同軍事演習への反発が背景とみられているが、金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏のマレーシアでの暗殺事件の後だけに地政学的リスクが増している。10日の米国の2月雇用統計発表を控え、投資家は積極的に動きづらいものの、北朝鮮のミサイル発射により時間外取引の米株式先物は下落しており、米株安・長期金利低下を背景としたリスク回避的なドル売り・円買いが強まる可能性もあろう。(吉池 威)


【今日の欧米市場の予定】
・24:00 米・1月製造業受注(前月比予想:+1.0%、12月:+1.3%)
・24:00 米・1月耐久財受注改定値(前月比予想:+1.0%、速報値:+1.8%)
・05:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演




《SK》

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