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欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、節目の110円割れで一段安に警戒
2017年6月6日 / 08:25 / 3ヶ月前

欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、節目の110円割れで一段安に警戒


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、節目の110円割れで一段安に警戒
今日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想する。想定レンジ下限の110円を明確に割り込んだことで、先安観が広がっているもよう。米株価や金利が弱含みとなった場合、ドルの一段安につながりそうだ。

6日のアジア市場では、8日の欧州中銀(ECB)理事会や英総選挙など重要イベントを控え、積極的に動きづらいため値動きは小幅にとどまるとみられていた。ところが、ドル・円は午前中にストップロスを巻き込み、109円61銭まで下落。110円台は国内機関投資家による買いが観測されていたため、アジア市場でこの水準を割り込んだことについて、ある短期筋は「意外感がある」と指摘。

また、「ドルはまだ底を打っていない」との見方から、今晩の欧米市場で、アジア市場での円買いの地合いが引き継がれればドルは一段安となりそうだ。市場関係者は当面の想定レンジを110-115円から108-113円程度に切り下げているようだ。

海外市場では、引き続き株価や金利に連動した値動きとなろう。現時点で米株式先物はマイナス圏で推移しており、今晩は株安が見込まれる。また、米10年債利回りは2.15%付近で下げ渋っているものの低水準が続き、先安観は払しょくされていない。このため、ドル・円は109円台での取引を想定したい。

先の短期筋は「米6月利上げはすでに織り込まれ、ドル売りを止めるには新たな材料が必要だ」と話している。こうしたなか、23時発表の4月JOLT求人件数が注目される。2日の5月米雇用統計は低調な内容が目立ったものの、今晩のJOLT求人で昨年12月からの上昇トレンドが示されれば、ドル売りを弱めるかもしれない。

【今日の欧米市場の予定】

・18:00 ユーロ圏・4月小売売上高(前月比予想:+0.2%、3月:+0.3%)
・18:30 南ア・1-3月期GDP(前期比年率予想:+1.0%、10-12月期:-0.3%)
・23:00 米・4月JOLT求人件数(予想:575.0万件、3月:574.3万件)


《CS》

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