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明豊ファシリティワークス Research Memo(2):建設工事を支援するCM事業の先駆け的存在
2014年7月14日 / 17:53 / 3年前

明豊ファシリティワークス Research Memo(2):建設工事を支援するCM事業の先駆け的存在


*17:50JST 明豊ファシリティワークス Research Memo(2):建設工事を支援するCM事業の先駆け的存在
■事業概要

(1)コンストラクション・マネジメントとは

コンストラクション・マネジメント(以下、CM)とは、米国において普及した建設工事の発注スタイルの一種である。具体的には、コンストラクション・マネージャー(CMr)が、技術的な中立性を保ちつつ、発注者の代行者または補助者となって発注者側に立ち、基本計画や設計の検討、工事発注方式の検討、工程管理、コスト管理など各種マネジメント業務の全部または一部を行うマネジメントサービスのことを指す。明豊ファシリティワークス1717はCM事業を専業とした国内の先駆け的な唯一の上場企業である。

また、同サービスの契約形態は大きく「ピュアCM方式」と「アットリスクCM方式」の2通りに分かれている。次ページの図の通り、「ピュア方式」とは同社と施主がCM業務委託契約(マネジメントフィー)を結ぶ方式で、設計・施工会社との契約は施主が直接行う格好となる。同社の売上高に計上されるのはマネジメントフィーのみとなり、売上原価にはマネジメントに関わるコストなどが計上される。

一方、「アットリスクCM方式」とは、同社が施主に代わって施工会社と直接工事請負契約を結ぶ方式のことを言う。売上高はマネジメントフィーに工事管理フィー、建設工事の実費額が加算されることになる。売上原価にはマネジメントフィーにかかる原価に、工事管理フィーにかかるコスト、さらには顧客が承認した建設工事の実費額(オープンブック方式)が加算される。工事実費額は売上高と売上原価が同額で計上されることになり、この部分に関しては同社の利益は発生しない。このため、売上高総利益率でみれば「アットリスクCM方式」のほうが低くなる。

どちらの方式を選択するかは、施主側の意向によって変わるため、事業全体で見た場合には「ピュアCM方式」による契約率(または収入)が上昇すれば、売上高が減少し、逆に売上総利益率は上昇する傾向となる。このため、同社では社内における収益管理の指標として売上高ではなく、売上総利益を用いて管理を行っている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)


《NT》

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