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日本ライフL Research Memo(8):主要品目はすべて20%前後の高い売上成長
2017年6月29日 / 06:50 / 3ヶ月前

日本ライフL Research Memo(8):主要品目はすべて20%前後の高い売上成長


*15:48JST 日本ライフL Research Memo(8):主要品目はすべて20%前後の高い売上成長
■業績動向

2. 2017年3月期品目別売上高の動向
リズムディバイスの内訳は、ペースメーカー関連の売上高が5,674百万円(18.1%増)、ICD関連724百万円(16.0%増)、その他218百万円(71.4%増)である。2016年3月に全身のMRI(磁気共鳴画像)検査対応ペースメーカー「KORA250(コーラ250)」を発売したことで販売数量の回復が進んだ。「KORA250」は、従来制約のあった胸部のMRI撮像が可能になったことに加え、世界最小クラスの本体サイズや電池寿命の長さが好評の背景であった。また、2016年12月にMRI検査に対応したタインド型のペースメーカーリード「Petite(ペティート)」を発売したことでラインナップが充実したことも、販売数量増に寄与した。一方、長寿命かつ小型サイズの「PLATINIUM(プラティニウム)」シリーズのICD及びCRT-Dの寄与によりICD関連も販売数量が増加した。

EP/アブレーションの内訳は、EPカテーテルが13,160百万円(25.9%増)、ABLカテーテル1,258百万円(5.7%減)、その他3,109百万円(20.3%増)。EPカテーテルは心房細動のアブレーション治療の症例数が増加したことにより、オンリーワン製品である心腔内除細動システム専用カテーテル「BeeAT(ビート)」や食道温モニタリングシステム専用カテーテル「Esophastar(エソファスター)」が引き続き好調だった。また、国内で日本ライフライン7575のみが販売する高周波心房中隔穿刺針「RFニードル」の販売数量が増えた。しかしアブレーションカテーテルは、イリゲーション機能付製品の本格的な市場導入が遅れ減収となった。

外科関連の内訳は、人工弁関連が1,755百万円(30.3%増)、人工肺関連が113百万円(24.5%減)、人工血管関連が7,229百万円(27.7%増)だった。主力の人工血管関連ではステントグラフトで、胸部用に加え2016年1月に腹部用「AFXステントグラフトシステム」が新たに導入され販売数量を押し上げた。さらに、同社のオンリーワン製品であるオープンステントグラフト「J-Graft FROZENIX(ジェイ・グラフト・フローゼニクス)」も、治療の低侵襲化(患者の負担軽減)に寄与することから普及が進んだ。人工弁関連では、抗石灰化処理によって耐久性を高めた生体弁「CROWN PRT(クラウン・PRT)」の寄与で販売数量が増加した。

インターベンションの内訳は、バルーンカテーテルが814百万円(8.9%減)、ガイドワイヤーが373百万円(14.5%減)、その他が1,596百万円(73.2%増)だった。バルーンカテーテルは販売数量が概ね前期並みだったが、保険償還価格引き下げの影響により減収となった。ガイドワイヤーは競争激化により販売数量を落とした。その他では、2016年2月に導入した心房中隔欠損閉鎖器具「Figulla Flex2(フィギュラ・フレックス2)」が医療機関からの評価が高く短期間に市場シェアを拡大したほか、心筋梗塞などの治療に用いる貫通用カテーテル「Guideliner(ガイドライナー)」も引き続き堅調だった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)


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