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あらた Research Memo(4):財務内容は年々改善し、収益性も向上する
2017年7月11日 / 06:18 / 2ヶ月前

あらた Research Memo(4):財務内容は年々改善し、収益性も向上する


*15:09JST あらた Research Memo(4):財務内容は年々改善し、収益性も向上する
■業績動向

2. 財務状況と経営指標
あらた2733の2017年3月末の総資産は前期末比3,284百万円増加の222,974百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では売上債権が3,921百万円、現預金が426百万円減少した一方で、棚卸資産が1,585百万円、未収入金が4,062百万円増加した。また、固定資産では投資有価証券が1,981百万円増加し、有形固定資産が593百万円、のれんが223百万円減少した。

負債合計は前期末比386百万円減少の163,361百万円となった。主な増減要因を見ると、仕入債務が4,444百万円増加した一方で、有利子負債が6,413百万円減少した。また、純資産は前期末比3,671百万円増加の59,613百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益が4,863百万円を計上したほか、その他有価証券評価差額金が1,240百万円増加した一方で、自己株式の取得で2,101百万円、配当金の支払いで910百万円の減少要因となった。

経営指標を見ると、経営の安全性指標となる自己資本比率は前期末比1.2ポイント上昇の26.7ポイントとなり、有利子負債比率は同17.3ポイント低下の88.2%となるなど財務体質の改善が着実に進んでいる。同社では売上債権回転日数と仕入債務回転日数のバランスを改善してキャッシュ効率を高めることで、有利子負債の削減に取り組んでいるが、当期末は売上債権回転日数が3.9日短縮し、仕入債務回転日数が0.7日伸張するなどキャッシュ効率の改善が進んだことが、有利子負債の削減につながったと言える。

一方、収益性に関してはROEが前期比2.5%上昇の8.4%、売上高経常利益率が同0.2%上昇の1.1%といずれも上昇した。前述したように、売上高の拡大と同時に業務効率の向上を進めたことで利益率が上昇したことが要因となっている。なお、同社は2017年3月期までの中期経営計画における経営目標値として、売上高6,790億円、経常利益67億円、ROE6%台を設定していたが、全ての項目において計画を上回ったことになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《MW》

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