バーナンキFRB議長の再任確率は80%=米ブルーチップ調査
[ワシントン 10日 ロイター] 来年任期切れを迎えるバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の再任問題について、10日に公表されたブルーチップの7月調査の結果、同議長が80%の確率で再任されるとの予測が示された。
同議長の任期は来年1月31日に切れる。FRB議長の任期は4年。
エコノミストの間からは、米経済が深刻な景気後退から脱却しきれていない時に新しいFRB議長を任命することは、金融市場に悪影響をもたらすとの懸念が示された。新FRB議長が任命された場合、先行き不透明感から米ドルが下落、米国債価格も下落し、その結果として借り入れコストが上昇し米国の経済成長と雇用情勢に悪影響を及ぼすと懸念される。
オバマ大統領は6月23日の記者会見で、次期FRB議長人事について質問され、バーナンキ議長は「非常に困難な状況下でうまくやってきた」と述べ、同議長の仕事ぶりを評価したものの、再任問題についての具体的な言及は避けた。
前月にロイターが実施した調査で、エコノミストはバーナンキ議長に10段階中8をつけた。昨年12月中旬の同様の調査では、同議長の成績は10段階中7だった。
ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、スティーブン・ギャラハー氏とアネタ・マーコウスカ氏は顧客へのリサーチノートで「バーナンキ議長の再任についてさまざまな憶測が飛び交っている。再任される確率が高いが、まだ確実ではない」とした。
両氏は、オバマ大統領が市場の憶測に決着をつけたい場合、バーナンキ議長の再任を早期に決定するべきだが、これまでに導入された景気浮揚策の効果が表れるまで時間がかかりすぎているとオバマ政権が判断した場合、こうした筋書き通りにはならないと予測。
「経済や金融市場の悪化は、変化を促す。これはバーナンキ議長に不信任を突きつけるということではなく、FRBの政策運営に新しい風を吹き込み、変革に向けた希望を引き出す狙いで行われるものだ」と述べた。 続く...












