ホンダがハイブリッド2車種を来年発売、需要拡大で前倒し
[東京 13日 ロイター] ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、ハイブリッド車の投入計画を前倒しするとともに、中・大型車向けのシステムも開発すると発表した。自動車の需要が想定以上の速さでハイブリッド車へ移行し始めたことに対応する。
小型車「フィット」のハイブリッド車を2010年末までに発売するほか、来年中としていたスポーツカータイプの「CR─Z」の発売時期を2010年2月に前倒しする。すでに投入している低価格の「インサイト」、「シビック」のハイブリッド版と合わせ、10年中に4車種を取りそろえる。
さらに中・大型車への搭載を視野に新たなハイブリッドシステムを開発する。ホンダの従来のシステムはモーターを1つ搭載するタイプで、「フィット」など小型車に積むのには適しているが、中型車以上には不向きだった。新しいシステムは、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)の「プリウス」のようにモーターを2つ積んだものになる見込み。
伊東孝紳新社長は同日、就任後初めてロイターなど報道陣のインタビューに応じ「(企業規模が)大きい小さいではなく、ホンダをスピーディーな会社にしたい」と語った。その上で「ハイブリッドをいかに速く拡充して販売するかという活動に集中したい」と述べた。
ホンダは同時に、6月中旬から「インサイト」の生産を鈴鹿製作所の第3ラインでも開始したことを明らかにした。これまでは第1ラインで1日当たり700台生産してきたが、好調な受注に対応しきれなくなった。
(ロイターニュース 久保 信博記者、金 昌蘭記者)
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