米ゴールドマンを「バイ」に引き上げ、バンカメは最も割安=アナリスト

2009年 07月 14日 07:38 JST
 

 [バンガロール 13日 ロイター] 銀行アナリストのメレディス・ホイットニー氏は、ゴールドマン・サックス・グループ(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断を「バイ」に引き上げた。また、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)の株価について、有形資産(TBV)の点から見て大手行で最も割安との見方を示した。

 同氏はリサーチノートで、国債・社債・地方債といった市場でゴールドマンがカギを握る参加者になるとの見方を示し、こうした市場で一連のデリバティブ商品を容易に展開できると指摘。「ゴールドマン株に関するわれわれの比較的強気な見方は、米経済と米金融業界全般に対する弱気のスタンスに深く根差している」と述べた。

 目標株価は186ドル、第2・四半期の1株利益予想は4.65ドルとしている。1株利益のコンセンサス予想は3.48ドル。

 ホイットニー氏はまた、CNBCとのインタビューで、銀行業界に関連する法改正が住宅ローン業務に大きなプラスになると指摘するなど、銀行セクターに関して強気の見方を示した。

 オバマ米大統領は5月20日、返済が困難な借り手の住宅ローン条件見直しを促すため、見直しに応じたサービサー(債権回収業者)を債券保有者による訴訟から保護する法案に署名。サービサーでもある一部の大手行にとってこれがプラスとなっている。

 ホイットニー氏は、バンカメが住宅ローン関連で「大規模な」利益を上げると予想。1株当たり有形資産は12ドルを大きく超えるとの見方を示した。

 また、ファースト・データとバンク・オブ・アメリカ・マーチャント・サービシズの合弁事業が、バンカメの利益を20億ドル超底上げすると述べた。

 同氏は2009年に入ってからオッペンハイマーを去り、メレディス・ホイットニー・アドバイザリー・グループを立ち上げた。

 13日の米国株式市場でゴールドマンは5.3%、バンカメは9.3%、それぞれ上昇。S&P金融株指数は6.5%高となった。

 
 

ロイターオンライン調査

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