米国で第2四半期決算発表が本格化、注目は銀行決算
[ニューヨーク 13日 ロイター] 第2・四半期の決算発表シーズン入りした米国では今週、銀行による決算発表が相次ぐ。第1・四半期に予想外に改善した銀行の業績が第2・四半期も堅調に推移したかどうかに投資家の注目が集まっている。
第1・四半期の金融機関の業績が予想外に良かったことを受け、株価が上昇。株価上昇は金融関連株から他の分野にも波及し、堅調な相場は6月初旬まで続いた。しかし、多くのアナリストは第2・四半期の決算で同様のシナリオが繰り返されるとはみていない。第2・四半期は、金融機関、および非金融セクターの企業の業績は悪化したと予想されており、今後発表が相次ぐ決算の内容が株式相場の上昇に結びつくかどうかは疑問視されている。
トムソン・ロイターの調査によると、S&P総合500種指数を構成する企業の第2・四半期の利益は前年比36%減少したもよう。アナリストは、今年下半期について企業が以前より楽観的になっているかどうかに注目している。
今週決算発表を予定しているのは、大手金融機関では、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)、ゴールドマン・サックス・グループ(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)など。インターネット検索大手のグーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)、IBM(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)、インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)、ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)などの大手企業も決算を発表する。
ドイツ銀行プライベート・ウエルス・マネジメントの米株式グループのオーウェン・フィッツパトリック氏は「第2・四半期の状況を振り返ると、ポジティブなニュースが多く出てくるというのは想定外だ」と述べた。ただ、「金融機関の決算については、評価損の計上などが峠を越したため、大きな懸念はない」としている。
<もともと低い業績予想>
トムソン・ロイターによると、第2・四半期の金融機関の利益は前年比55%減と、第1・四半期の63%減からは減少幅が縮小したもよう。
市場参加者が金融機関の決算に注目していることを反映し、銀行アナリストのメレディス・ホイットニー氏が、ゴールドマン・サックス・グループ(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断を「バイ」に引き上げ、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)の株価水準が割安との見方を示したことで、13日の米株式市場では株価が上昇。ゴールドマンとバンカメの株価は、それぞれ5%以上急伸した。 続く...












