米景気後退は終息近い、回復は極めて緩やかに=米地区連銀総裁
[カンザスシティー 14日 ロイター] 米カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁は14日、景気後退は終息が近いが回復は極めてゆっくりとしたペースとなるとの見通しを示した。また、インフレは無視できない長期的脅威だと警告した。
同総裁はロイターとのインタビューで「景気は循環の底かその近くだと判断している」と語った。その上で「V字型の回復を示唆しているわけではない。金融業界の問題の深刻さや金融機関の資本増強がなかなか進まないことを考慮すると、非常に緩やかな回復となるだろう」と述べた。
2010年の成長率は潜在成長率を下回る可能性が高く、潜在成長率に達するのは11年に入ってからとの見方を示した。
タカ派として知られる同総裁は、たとえ経済の緩みが多くともインフレを軽視すれば4─5年先に問題となるだろうとし、「(米連邦準備理事会が)措置を誤る可能性は2つある。(緩和政策の)解除が早すぎる場合と遅すぎる場合だ」と指摘した。
ホーニグ総裁は10年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有する。
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