英中銀、量的緩和継続の有無を来月決定=ビーン副総裁

2009年 07月 15日 09:37 JST
 

 [ロンドン 14日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のビーン副総裁は中銀の量的緩和策についてスコッツマン紙とのインタビューで、中銀はプログラムを停止したわけではなく、継続するかどうかは来月決定すると述べた。

 イングランド銀行は先週の理事会で市場の予想に反して資産買い入れ規模の増額を見送り、アナリストの多くは中銀が量的緩和を解除しているとの見方を強めた。

 ビーン副総裁は一段の措置が必要かどうか金融政策委員会(MPC)が議論を続けているとし、「量的緩和は停止していない。8月まで1250億ポンドの資産を購入することに専心している」と述べた。

 「先週われわれは、確固とした決定を下す必要はなく、待てる余裕があると判断した。8月は経済についての文書を発表する時期であり、実績を省みるにふさわしい時期だ」と指摘した。

 ビーン副総裁は量的緩和策が経済に直ちに及ぼした影響を評価するのは難しいとし「辛抱強くならならければならない。効果は直ちに表れない」と述べた。ただ、経済は最悪期を脱したとの見方を示し「景気の谷は越したようだ。信用状況が改善し始めているとの希望の光が見え始めた」と述べた。

 また、買い取りの主な対象となっている英国債について「国債への需要が低下すれば、利回りの上昇は避けられない。しかしイングランド銀行は政府の財政赤字を埋め合わせるために国債を買い入れているのではなく、消費拡大とインフレ目標の達成のために買い入れを実施している」と述べ、イングランド銀行が量的緩和策を終了させたとしても、政府による国債発行に問題は生じないとの見方を示した。

 
 
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