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NY金先物1000ドル:識者はこうみる
2009年9月8日 / 02:05 / 8年後

NY金先物1000ドル:識者はこうみる

 [シンガポール 8日 ロイター] ニューヨーク金先物が2月以来初めて1オンス=1000ドルに上昇した。ドル安、世界経済への懸念、将来のインフレに対する不安が支援材料となっているとみられる。市場関係者のコメントは以下の通り。

 9月8日、ニューヨーク金先物が2月以来初めて1オンス=1000ドルに上昇。写真はマーカンタイル取引所。5月19日撮影(2009年 ロイター/Shannon Stapleton)

●株価下落への不安が背景

 <ANZ銀行の商品担当シニアアナリスト、マーク・パーバン氏>

 金相場は新たなレンジに入ったが、長期的なシナリオを描くには、今後数日1000ドルを維持できるかを見極める必要がある。この水準では強気筋でも不安になる。

 金上昇の背景には株価が下落するとの懸念がある。米雇用統計は失望を誘う内容だった。株価下落のリスクがあり、ヘッジとして金が買われている。

●今後利食い売りの可能性

 <インベステック・オーストラリアの取引主任、ダーレン・ヒースコート氏>

 相場は1000ドルをターゲットにしていると思う。この水準はそれほど遠くない。その前後に多くのストップロスがあるにかかわらず、真のターゲットは恐らく1004ドルであるため、一定の売りや利食い売りが出る可能性があると思う。しかし出来高が薄い現在の市場では不透明だ。

●経済や金利への疑問が金買い促す

 <サービトン・アソシエーツのアナリスト、サンドラ・クローズ氏>

 1000ドルを超える場面では、先物が常に先導役を果たしていた。現物もさほど後れはとっていないはずだ。個人投資家から機関投資家に至るまで、不透明感が金相場の上昇要因となっている。経済の活力や金利の方向性についての疑問があり、それがすべてが金買いを促している。価格がさらに上昇する可能性がある。

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