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米景気後退は終息した公算、雇用創出には時間要す=FRB議長
2009年9月15日 / 21:52 / 8年前

米景気後退は終息した公算、雇用創出には時間要す=FRB議長

 9月15日、米FRBのバーナンキ議長は、景気後退は終息したもようだが雇用創出には時間がかかるとの認識を示した。昨年11月撮影(2009年 ロイター/Kevin Lamarque)

 [ワシントン 15日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は15日、景気後退は終息したもようだが、回復は緩やかで、雇用創出には時間がかかる、との認識を示した。

 議長は講演後の質疑応答で「テクニカルな意味では景気後退は終了した公算が大きいが、しばらくは経済が非常に軟調と感じられるだろう」と述べた。

 ただ、2010年の成長率が長期的な潜在成長率を大きく上回る可能性は低く、緩みの解消や失業率の低下は遅れる公算が大きいと警告した。

 「一般的な見方としては、2010年の成長ペースは緩やかになる。景気後退の深刻さを踏まえると、直面している向かい風のため(成長ペースは)予想されていた以上に緩やかとなる」と語った。

 議長はリーマン・ブラザーズ破たんから1年の節目に講演した。

 エコノミストの間では一般的に、米潜在成長率は2.5%前後のレンジとみられている。

 議長は「(回復が)予想を上回ったり下回ったりするリスクは当然ある。(予想より)強い回復となるかもしれないし、弱い回復となるかもしれない。ただ、穏やかな伸びだが、基調的な潜在成長率を大幅に上回らない成長率となった場合、残念ながら失業率の低下は緩やかとなるだろう」と警告した。

 オバマ政権が掲げる包括的金融規制改革案について問われた議長は、承認されると楽観的な見方をしているとした上で、これまで議会の焦点はむしろ医療保険制度改革にあったと指摘した。「包括的改革がもたらされるとかなり確信している。今回(の危機)はあまりにも大きな災難、あまりにも深刻な問題であり、規制上の問題は明らかにその一部だ」と述べた。

 「昨年9・10月のような状況に陥りたくないというのがFRBの考えであり、同様の危機が将来的に再発するのを回避する上で大いに役立ち、効果的な改革を支援する試みに大きな関心がある」と語った。

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