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韓国中銀が2010年GDP予想を上方修正、早期利上げ観測強まる
2009年12月11日 / 04:31 / 8年後

韓国中銀が2010年GDP予想を上方修正、早期利上げ観測強まる

 [ソウル 11日 ロイター] 韓国銀行(中央銀行)は11日、2010年の国内総生産(GDP)伸び率予想を7月時点のプラス3.6%からプラス4.6%に上方修正した。上方修正の理由として、輸出の回復ペースに追いつくため国内の設備投資が急速に拡大し、成長をけん引するとの見方を示した。

 ただ中銀の見通しは、企画財政省が10日に示した10年GDP予想のプラス5.0%を約0.5%ポイント下回った。

 同中銀は10日、政策金利を10カ月連続で過去最低の2.0%に据え置くともに、大方の予想より早い段階で利上げに踏み切る用意があることを明確に示唆。これを受け国債先物市場は下落した。 

 同中銀は11日には金利政策に関して言及しなかったものの、中銀の予想は比較的強気と解釈されたことで国債先物は朝方の取引で下げ幅を拡大した。

 HIインベストメント・アンド・セキュリティーズの債券アナリスト、Kim Dong-whan氏は「(中銀は)経済成長率に関して控えめな見方を示す傾向があることから、中銀のGDP予想は韓国経済が非常に速いペースで拡大する可能性を示唆している」と指摘した。

 中銀によると、設備投資は10年に11.4%増加し、今年の推定9.6%減から大きく回復する見通し。 また個人消費も3.6%増加と、今年の推定0.3%増から加速すると予想している。

 消費者物価指数(CPI)は来年上期は低水準にとどまるが、後半には内需の持続的な回復を背景に上昇傾向が強まる見通し。ただ年平均は中銀の目標範囲内に収まる見込みという。

 同中銀は最近、10─12年の平均インフレ上昇率の3年目標を2─4%に設定し、前回の3年目標の2.5─3.5%から範囲を拡大した。

 また中銀は、今年のGDP伸び率予想についてもプラス0.2%と、7月時点の予想のマイナス1.6%から大きく上方修正した。09年第4・四半期については、季節調節済みの前四半期比でプラス0.3%と、第3・四半期のプラス3.2%から鈍化するとの予想を示した。

 11年についてはプラス4.8%と見込んでいる。  

 韓国中銀は来年1月8日に次回の政策会合を開催する予定。

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