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対ギリシャ緊急融資、利率は6%超の見通し=EU筋
2010年4月10日 / 00:59 / 8年前

対ギリシャ緊急融資、利率は6%超の見通し=EU筋

 [ブリュッセル 9日 ロイター] ユーロ圏財務省・中央銀行次官級会議で検討されているギリシャ向け緊急融資の条件について、欧州連合(EU)筋は9日、期間が最長3年で利率は6%超になるとの見通しを明らかにした。

 4月9日、ユーロ圏のギリシャ向け緊急融資の条件について、EU筋は、期間が最長3年で利率は6%超になるとの見通しを明らかにした。写真は8日、アテネの議会前で(2010年 ロイター/John Kolesidis)

 期間が3年を超える場合には利率はさらに高くなるとしている。

 緊急融資の利率は、国際通貨基金(IMF)の方式に基づくとし、EU筋は「われわれに示された算出によると、現在のイールドカーブに基づけば、緊急融資の利率は6%をかなり上回る水準となるだろう」と語った。 

 同筋によると、期間が3年を超える緊急融資には100ベーシスポイント(bp)の利率が上乗せされる。

 別の関係筋も、融資の利率が6%を超えるとの見方を示した。2人ともに、数字は3カ月物の特別引き出し権(SDR)金利に基づいているとして、計算が非常に複雑とした。

 IMFは出資割当額(クオータ)の300%以上の融資を受ける国に対して3.26%の利率を課しており、ギリシャのクオータは12億5000万ドルとなっている。

 EUの方式によると、ユーロ圏加盟国はさらに300bp金利を上乗せし、関連費用として50bpを加算するもよう。これにより利率は現在の市場のギリシャ国債利回り7.3%(トレードウェブ)を下回りつつも近い水準となる。

 ただ、政策当局者は引き続き、対ギリシャ支援は必要とならない可能性があるとみている。

 EU筋は「ギリシャは十分なマネーを保有していると思われる。おおむね向こう2カ月か少なくとも来月に銀行セクターで借り換えをめぐる重大事件が起こらない限り、差し迫った脅威はない」と述べた。

 対ギリシャ融資の条件をめぐる報道を受けてギリシャの銀行株は7%上昇した。前日は6%下落していた。

 ベータ証券のチーフトレーダー、タキス・ザマニス氏は「カントリーリスクが低下し、投資家は銀行株に対するショートポジションを閉じた」との見方を示した。

 最初の関係筋は、融資規模については協議されておらず、ギリシャから支援要請があれば欧州委員と欧州中央銀行(ECB)が適切な規模を示すとした。ただ、「市場にショックを与えるほどのかなりの大きさになると考える」と述べた。

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