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インタビュー:財政改革計画なければ日本に格下げ圧力=フィッチ
2010年6月21日 / 08:45 / 7年前

インタビュー:財政改革計画なければ日本に格下げ圧力=フィッチ

 6月21日、フィッチ・レーティングスは、日本が年末までに信頼に値する財政改革プランを策定しなければ、日本のソブリン格付けは引き下げ圧力に直面する可能性があると指摘。写真は昨年4月、都内で撮影(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 21日 ロイター] 格付け機関のフィッチ・レーティングスは21日、日本が年末までに信頼に値する財政改革プランを策定しなければ、日本のソブリン格付けは引き下げ圧力に直面する可能性がある、と指摘した。

 アジアのソブリン格付け担当者、Andrew Colquhoun氏がロイターのインタビューに語った。

 同氏は「日本の格付けにとってマイナスとなるのは、日本が年末までに信頼できる財政改革プランを打ち出すことができなかった場合だ」と述べた。

 これより先に同氏は、グローバル・バンキング・コンファレンスで、長期的な日本の貯蓄率や経済成長率の低下を懸念しているとの見方を示した。

 フィッチは、信頼に値する財政改革プランは詳細にわたる内容で、高い柔軟性を持ち合わせるべきと指摘。加えて、強い政治的なコミットを示したものになるべきとの見方を示した。

 Colquhoun氏は、継続的な中期にわたる財政再建計画が必要とし「その意味では、1年間の国債発行目標に過度に焦点を当ててはいない」と語った。

 その上で、力強い資金調達の柔軟性を背景に、日本のソブリン格付けの見通しは引き続き安定的との見方を示した。

 フィッチは日本の長期外貨建ておよび現地通貨建ての発行体デフォルト格付けを、それぞれ「AA」、「AAマイナス」としている。格付け見通しはどちらも「安定的」。   

 一方、中国の人民元政策の変更が、同国の格付けに大きな影響を及ぼすことはないとの考えを示した。

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