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1日に3─4円程度円高進めば介入も=田谷元日銀審議委員
2010年8月6日 / 08:13 / 7年前

1日に3─4円程度円高進めば介入も=田谷元日銀審議委員

 [東京 6日 ロイター] 田谷禎三・元日銀審議委員(大和総研顧問)は6日、ロイターとのインタビューで、1日に1ドルで3─4円も円高が進むような場合には、当局による為替介入がありうるとの見方を示した。

 8月6日、田谷・元日銀審議委員は、1日に1ドルで3─4円も円高が進むような場合には為替介入がありうるとの見方を示した。写真は外為ディーラー。都内で4日撮影(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

 1日に1─2円程度の動きでは、介入はできないだろうと述べた。また1ドル80円を切るような異常な円高の場合には、産業界から何かしてほしいとの声が強まり、日銀による追加金融緩和もありうると予想した。金融緩和がある場合、最もありうるのは0.1%の固定金利による共通担保資金供給オペの拡充だと指摘した。 

 田谷氏は、固定金利オペであれば、3カ月の資金をもう少し長いものにするとかが考えられると指摘した。また成長基盤強化支援措置についても、金額を増やしたり、対象を広げるなどの対応もありうるとの考えを示した。 

 長期国債買い切りオペ増額については、これ以上の購入は財政赤字のマネタイゼーションを連想させることから、可能性は低いと指摘した。

 時間軸の強化についても、長期金利がかなり下がっているなかで、効果は期待しにくいと述べた。さらにCPIの動きからみて、どんなに早くても来年度末までは利上げができないことは分かっているので、新たなコミットメントはやる必要もなく、効果もないと述べた。

 政策金利や超過準備の付利の引き下げについては、日銀が市場の最小限の機能を維持するために0.1%程度の金利は必要だと言っていること、0.1%から0.05%まで下げた場合のコスト・ベネフィットを考えた場合、ベネフィットが明らかに高いとは言えないことなどを挙げて、可能性は低いと指摘した。 

 (ロイターニュース 児玉 成夫記者)

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