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アイルランドの格付けを引き下げ、見通しは「ネガティブ」=S&P
2011年2月2日 / 17:22 / 7年前

アイルランドの格付けを引き下げ、見通しは「ネガティブ」=S&P

 2月2日、S&Pはアイルランドの格付けを引き下げた。見通しは「ネガティブ」。写真はダブリン市内で昨年11月撮影(2011年 ロイター/Cathal McNaughton)

 [ダブリン 2日 ロイター] 格付け機関のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2日、アイルランドの格付けを引き下げたと発表した。長期格付けは「A」から「Aマイナス」に、短期格付けは「A―1」から「A―2」に、それぞれ引き下げられた。

 格付け見通しは引き続き「ネガティブ」とした。

 S&Pは、国内銀行の資本増強をめぐる不透明感が薄れる4月までに再度格付けを見直す方針を示し、アイルランドは「A」格付けを失う可能性があると警告した。S&Pは主要格付け会社で唯一、アイルランドに対し「A」格付けを維持している。

 また、欧州のソブリン債再編に関する枠組みが導入されればアイルランド国債の再編が容易になる可能性があることから、格付けを見直す可能性があると指摘した。

 ただ、そのリスクや、予想される国内銀行に対する資本要件の引き上げが財政に及ぼす影響を考慮しても、アイルランド国債は投資適格級にとどまるとの見方を示した。

 アイルランド中銀は、3月末までに国内銀行セクターの資本状況に関する審査を完了する見通し。

 S&Pの発表を受け、市場では予想ほど大幅な引き下げにならなかったとの見方から安堵感が広がり、アイルランド国債の対独連邦債利回りスプレッドは、29ベーシスポイント(bp)縮小し562bpとなった。

 ムーディーズ・インベスターズ・サービスは前年12月、アイルランドの格付けを「Aa2」から5段階引き下げ「Baa1」とした。またフィッチ・レーティングスも同月、アイルランドの長期外貨建ておよび自国通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を「Aプラス」から「BBBプラス」に3段階引き下げている。

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