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一部米銀が増配計画を発表、FRBのストレステスト結果通知受け
2011年3月18日 / 20:26 / 7年前

一部米銀が増配計画を発表、FRBのストレステスト結果通知受け

 3月18日、米連邦準備理事会(FRB)は、金融機関19行に対するストレステスト(健全性審査)第2弾の合否や配当計画承認の是非に関する通知を開始した。FRBビル。昨年撮影(2011年 ロイター/Jason Reed)

 [ワシントン/ニューヨーク 18日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は18日、金融機関19行に対するストレステスト(健全性審査)第2弾の合否や配当計画承認の是非に関する通知を開始した。通知内容の公表は各行にゆだねるとした。

 こうしたなか、JPモルガン・チェース(JPM.N)、ウエルズ・ファーゴ(WFC.N)などの機関は、ストレステストに合格したことを受け、増配計画を明らかにした。

 FRBは、大手19行の一部に対し、資本緩衝の一部を自社株買いや政府への資本返済、増配に充てることを認めると発表。「適切な条件の下、株主に資本を返すことは、金融部門の改善プロセスにおける一歩といえ、金融機関による長期的な資本利用を促進する上での一助となる」との見解を示した。

 BB&T(BBT.N)、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK.N)、USバンコープ(USB.N)などもこの日、増配の方針を表明した。

 今回のストレステストでは、FRBは各行に対し、経済状況の悪化に耐えられるかどうかについて、自己分析を提出させた。2009年に実施された前回のストレステストでは、FRBが銀行資本の分析に関してより大きな役割を果たしていた。

 今回のテストでは経済状況悪化のシナリオとして、失業率11%、国内総生産(GDP)1.5%減少、株価27.8%下落などが盛り込まれた。FRBはこのような悪化した経済状況下で、銀行が十分な資本緩衝を維持しながら、自社株買いや増配を実施できるかについて審査した。

 FRBは配当の規模について、収益見通しの30%以下に制限する、としている。

 昨年成立した金融規制改革により、主要金融機関は少なくとも1年に一度はストレステストの実施が義務付けられている。

 BB&Tのケリー・キング最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、今回のテストについて、2009年実施分と「非常に類似している」と指摘。「深く掘り下げたテストだった。率直に言って、当局が提示した多岐にわたるシナリオに基づく、正確かつ妥当な評価だ」と述べた。

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