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ギリシャ、債務再編でも問題解決につながらず=ECB専務理事
2011年5月13日 / 23:34 / 6年前

ギリシャ、債務再編でも問題解決につながらず=ECB専務理事

 5月13日、欧州中央銀行のシュタルク専務理事は、ギリシャがソブリン債務を再編しても財政問題の解決にはつながらないとの見方を示した。アテネのアクロポリスの丘で12日撮影(2011年 ロイター/John Kolesidis)

 [アーヘン(ドイツ) 13日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事は13日、ギリシャがソブリン債務を再編しても同国の財政問題の解決にはつながらず、ユーロ圏全体に計り知れないリスクが及ぶとの見方を示した。

 理事は、ギリシャの債務再編に関する市場の憶測について、同国が支払不能に陥っているという誤った前提に基づいているとし「債務再編が当該国およびユーロ圏全体に及ぼす甚大なマイナス影響を過小評価すべきではない」と発言。リスクは広範に及び、その大きさを計ることは事実上不可能だと述べた。

 また「(債務再編を通じて)単に債務を圧縮することで財政危機を解決できると考えるのは見当違いだ」と語った。

 理事はさらに、債務危機に対する唯一の持続的な解決策は緊縮財政措置や包括的な構造改革を引き続き遂行することだと指摘。債務再編は逆の効果をもたらすとし、政府による改革実行や歳出削減のインセンティブを減らすことになるとの見方を示した。

 ECBの金融政策については、インフレ期待を十分に抑制するためにはよりタイトな金融政策が必要との見解を示した。

 その上で「ECBは毎月、あるいは2、3カ月おきに利上げするなどと述べたことはない。段階的に利上げすると表明したまでだ」と語った。

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