インタビュー:東エレク、薄型パネル製造装置の受注前倒しに手応え=社長

2009年 07月 9日 22:54 JST
 

 [東京 9日 ロイター] 東京エレクトロン(8035.T: 株価, ニュース, レポート)の竹中博司社長は9日、ロイターのインタビューで、液晶パネルなど薄型パネルディスプレー(FPD)製造装置の受注動向が当初見通しに比べ前倒し傾向であることを明らかにした。

 「ここ1カ月で、前倒しになりそうだということがはっきりと見えてきた」としている。

 同日公表の4―6月期半導体製造装置受注額(連結ベース速報値)は前四半期(1―3月)比2.3倍の約480億円。竹中社長は「当初の予想よりは良い」としたが、「1―3月は数字が低いので、(2.3倍は)サプライズではない」と答えた。装置メーカーの業況を左右する半導体メーカーによる本格的な量産投資が出るかどうかは「秋口から分かってくる」と語った。

 インタビューの主なやり取りは以下の通り。

 ――今日発表した4―6月期の半導体製造装置の受注額は1─3月期比2.3倍だったが、足元の受注動向はどうか。

 「4―6月期は当初予想よりは良いが、1―3月期が低い額なので少し受注が増えるとパーセントでは跳ね上がる。(先行き)楽観はしていない」

 ――1―3月期半導体装置の受注はITバブル崩壊後の01年10─12月期の水準に落ち込んだ。前回はデジタル家電の拡大などで半導体業界も順調に回復したが、今回は何が半導体や半導体装置反転のきっかけになるか。

 「(多機能型携帯電話の)スマートフォンとか携帯用パソコン、(フラッシュメモリーを記憶装置とする)SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)も入る。何かびっくりするようなものが手元にあるわけではない」  続く...

 
 

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