英中銀が金利を0.5%に据え置き、資産買い入れ規模変更せず
[ロンドン 9日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)は9日、政策金利を過去最低の0.5%で据え置いた。据え置きは4カ月連続。また、資産買い入れプログラムについては、規模を現行の1250億ポンドで維持した。
買い入れ枠は向こう1カ月で使い切る見通しで、8月の会合でプログラムを見直すとしている。
資産買い入れ規模を拡大しなかったことを市場はサプライズと受けとめ、プログラムの早期終了をめぐる観測が高まった。
英国債先物は1ポイント超下落し、ポンドは対ドルで上昇した。
しかし、四半期経済見通しを発表する月に英中銀は重大な決定を行うことが多く、来月に量的緩和策を拡大する可能性も残されているとの見方もある。
モニュメント証券のエコノミスト、スティーブン・ルイス氏は「英国債買い入れは休止あるいは停止となる可能性がある」との見方を示した。
INGのジェームズ・ナイトリー氏は「英中銀は来月のインフレ報告を用いて、(資産買い入れプログラムの)効果や、1500億ポンドあるいはそれ以上の水準に規模を拡大すべきかなどを詳細に検討すると思われる」と述べた。
今年の英経済は戦後最悪の落ち込みと予想されるなか、英中銀は今回の金融政策委員会で資産買い入れ目標を250億ポンド拡大し、新たな見通しが発表される8月まで資金供給を続ける公算が大きいと市場は予想していた。 続く...












