加ドル、07年末までに米ドルと等価になると予想=CIBC

2007年 06月 2日 15:43 JST
 

 [トロント 1日 ロイター] CIBC・ワールド・マーケッツによると、カナダドルは2007年末までに米ドルと等価になり、少なくとも08年第1・四半期までは等価を維持するとの見方を示した。CIBCは、商品価格高や国内企業にからむ買収観測および高金利がカナダドルの押し上げ要因と指摘している。

 CIBC・ワールド・マーケッツのジェフ・ルービン首席エコノミストは、商品およびエネルギー市場の過熱傾向に加え、一連の企業合併・買収に絡む大量の資本流入により、カナダドルは米ドルと等価になる余力が十分あると指摘。さらに、カナダ中銀はカナダドル高でも介入は実施せず、むしろカナダドル上昇を歓迎するとの見方を示した。

 そのうえで「失業率が30年ぶり低水準となり、コアインフレが現在カナダ中銀の目標水準を上回っていることから、中銀が一段のカナダドル上昇に対して利下げして介入するとの従来予測はもはや支持できるものでないようだ」と述べた。

 同氏はまた、米連邦準備理事会(FRB)が第4・四半期に利下げを実施するとの観測もカナダドルの支援材料、と指摘した。

 カナダドルは1976年11月に米ドルと等価になっている。

 
 
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